本日が、本校の勤務最終日となります。
いよいよ、この日が来ました。
昨日は、午後から荷物の整理を行いました。
「たくさんの思い出」と「莫大な量のゴミ」を整理して、段ボールに詰めて、思い出に浸る暇もなく、ただひたすら片づけの作業を行っていました。
これだけの量を整理しようと思うと、夜中までかかるなか?と思っていると、
なんと、卒業生が7人も遊びに来てくれました!!!
「先生、元気ー??手伝ってあげるー。」
卒業生のおかげで、何往復もしなければいけない荷物があっという間に片づきました。
ホント助かりました!ありがとう!!!
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MRSKN
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この学年は、私が指導してきた中でも問題児(笑)がそろった学年です。(もちろん、大好きですよ!)
この時期にサプライズまで用意してくれたことに目頭が熱くなりました。
この学年は、元気すぎて?うるさすぎて?放っておいたら何をするのか分からない学年で、バスケの指導以外で多くのエネルギーを費やしました。笑
彼女たちも、「あのときは、怒られすぎて・・・ギャハッハッー!!!」と大盛り上がりです。
昨日は、まさか、あの大量の荷物を、問題児学年(笑)と一緒に片づけをすることになるとは思ってもいませんでした。
でも、嬉しかったなー!!!
私が退職を決めてから本日を迎えるまでに、今まで関わった全学年の卒業生が顔を出しに来てくれました。
もちろん、全員ではありませんが、本校で、20年間指導してきましたので、20学年の卒業生たちです。
いや~幸せです。
毎年、色々な思い出を作ってきましたが、こうやって、再び多くの卒業生が「おつかれさまでした。」と、わざわざ会いに来てくれたことを嬉しく思います。
これが「教師冥利に尽きる」ということなんですね。
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思い出に残っている生徒
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昨日は、私がクラス担任をしていた卒業生も顔を出しに来てくれました。
彼女は、クラス担任をした中で最も思い出に残っている生徒の一人です。
彼女は、高校2年生のときに、出産し、立派にここまで息子を成長させています。
私が担任をしたとき、「そのお腹どうしたん?」と聞くと、「もうすぐ生まれる」と言って、ビックリしたのを思い出します。(本校は、私服なのでダバダボのジャージを着て隠していました)
「私・・・退学?」と聞いてきたので、「生むと決めたんやったら、子育てをしながら卒業まで頑張れ!」と言いました。
その直後に、遠足があり、(いつ生まれてもおかしくない時期なのに)本人は行くというので、私は、いつ破水しても対応できるように鞄の中に、大きなタオルを何枚を持って遠足に行ったのは良い思い出です。
そして、遠足から帰ってきた数日後に、本人から連絡があり、「学校の階段で破水した」というので、すぐに病院にいき、無事に出産したときは、父親のような気持ちになりました。
その後、体調が回復するのを待たずに登校し、子育てと勉強の両立をしていましたが、やはり、しばらくの間は、思うように登校できず、遅刻や早退が続きました。
そのときにあるクラスの生徒が「先生、なんで〇〇さんだけ遅刻してもいいの?」と聞いてきたので、「今だけ特別扱いをしてるんやー!!!(怒)」と、出産して2週間ほどで登校していることがどれだけ大変なことなのかということを話をして、「だから、クラスで彼女のことを支えてやれ!!!」と伝えました。
クラスメイトは、彼女のことを理解して、色々なところで気遣いができるようになり、素敵なクラスになりました。
そして、そんな彼女がなんとか卒業できたときは本当に嬉しかったです。
何度も挫折しそうなときがありましたが、学校生活を続けていけるように何度も話をしていましたので彼女の卒業は感慨深いものがありました。
教師冥利に尽きます。
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嬉しいメッセージ
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卒業生だけでなく、教職員の方からも素敵なものをたくさんいただきました。
昨日は、嬉しいメッセージも添えていただき感謝しています。
私は、様々な会議などの場で、生徒のためにならないと感じることがあると、よく「自分のためではなく、子どものためにやりましょうや!」と言ってきました。(偉そうに・・・)
私は、机上の空論が大嫌いで、現場に足を運んで子どもたちと関わる中でより良いものが生まれると思っています。
このことから、校内で何か問題が起こったときに、「時間をかけてマニュアルを作ってから対応しよう」とか、「1年かけて今後どうするのかを考えよう」という考えを好まず、「今ある問題は"今"解決するもんやろっ!」と、すぐに動いて、その日のうちに徹夜で書類をまとめて次の日には「〇〇でいきます!」と暑苦しい行動をしていました。(ホント偉そう・・・)
だから・・・多分、多くの職員からは嫌がられていたんだろうな?笑
しかし、先日、ある先生から涙ながらに「先生、なんとかここに残って一緒に頑張ってくれませんか?」と、2時間くらい話をしてくださったときは心に響くものがありました。
このときに、「ごめんなさい。一度きりの人生なので自分の夢を追わせてください!」とお伝えしましたが、心が締め付けられるような気持ちになりました。
でも、私のような「わがままな人間」にでも、このような気持ちで見て下さっている方が少しでもおられて純粋に良かったです。
これも「教師冥利に尽きる」ということでしょうか。
ありがとうございます!!!
いよいよ、この日が来ました。
昨日は、午後から荷物の整理を行いました。
「たくさんの思い出」と「莫大な量のゴミ」を整理して、段ボールに詰めて、思い出に浸る暇もなく、ただひたすら片づけの作業を行っていました。
これだけの量を整理しようと思うと、夜中までかかるなか?と思っていると、
なんと、卒業生が7人も遊びに来てくれました!!!
「先生、元気ー??手伝ってあげるー。」
卒業生のおかげで、何往復もしなければいけない荷物があっという間に片づきました。
ホント助かりました!ありがとう!!!
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MRSKN
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この学年は、私が指導してきた中でも問題児(笑)がそろった学年です。(もちろん、大好きですよ!)
この時期にサプライズまで用意してくれたことに目頭が熱くなりました。
この学年は、元気すぎて?うるさすぎて?放っておいたら何をするのか分からない学年で、バスケの指導以外で多くのエネルギーを費やしました。笑
彼女たちも、「あのときは、怒られすぎて・・・ギャハッハッー!!!」と大盛り上がりです。
昨日は、まさか、あの大量の荷物を、問題児学年(笑)と一緒に片づけをすることになるとは思ってもいませんでした。
でも、嬉しかったなー!!!
私が退職を決めてから本日を迎えるまでに、今まで関わった全学年の卒業生が顔を出しに来てくれました。
もちろん、全員ではありませんが、本校で、20年間指導してきましたので、20学年の卒業生たちです。
いや~幸せです。
毎年、色々な思い出を作ってきましたが、こうやって、再び多くの卒業生が「おつかれさまでした。」と、わざわざ会いに来てくれたことを嬉しく思います。
これが「教師冥利に尽きる」ということなんですね。
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思い出に残っている生徒
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昨日は、私がクラス担任をしていた卒業生も顔を出しに来てくれました。
彼女は、クラス担任をした中で最も思い出に残っている生徒の一人です。
彼女は、高校2年生のときに、出産し、立派にここまで息子を成長させています。
私が担任をしたとき、「そのお腹どうしたん?」と聞くと、「もうすぐ生まれる」と言って、ビックリしたのを思い出します。(本校は、私服なのでダバダボのジャージを着て隠していました)
「私・・・退学?」と聞いてきたので、「生むと決めたんやったら、子育てをしながら卒業まで頑張れ!」と言いました。
その直後に、遠足があり、(いつ生まれてもおかしくない時期なのに)本人は行くというので、私は、いつ破水しても対応できるように鞄の中に、大きなタオルを何枚を持って遠足に行ったのは良い思い出です。
そして、遠足から帰ってきた数日後に、本人から連絡があり、「学校の階段で破水した」というので、すぐに病院にいき、無事に出産したときは、父親のような気持ちになりました。
その後、体調が回復するのを待たずに登校し、子育てと勉強の両立をしていましたが、やはり、しばらくの間は、思うように登校できず、遅刻や早退が続きました。
そのときにあるクラスの生徒が「先生、なんで〇〇さんだけ遅刻してもいいの?」と聞いてきたので、「今だけ特別扱いをしてるんやー!!!(怒)」と、出産して2週間ほどで登校していることがどれだけ大変なことなのかということを話をして、「だから、クラスで彼女のことを支えてやれ!!!」と伝えました。
クラスメイトは、彼女のことを理解して、色々なところで気遣いができるようになり、素敵なクラスになりました。
そして、そんな彼女がなんとか卒業できたときは本当に嬉しかったです。
何度も挫折しそうなときがありましたが、学校生活を続けていけるように何度も話をしていましたので彼女の卒業は感慨深いものがありました。
教師冥利に尽きます。
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嬉しいメッセージ
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卒業生だけでなく、教職員の方からも素敵なものをたくさんいただきました。
昨日は、嬉しいメッセージも添えていただき感謝しています。
私は、様々な会議などの場で、生徒のためにならないと感じることがあると、よく「自分のためではなく、子どものためにやりましょうや!」と言ってきました。(偉そうに・・・)
私は、机上の空論が大嫌いで、現場に足を運んで子どもたちと関わる中でより良いものが生まれると思っています。
このことから、校内で何か問題が起こったときに、「時間をかけてマニュアルを作ってから対応しよう」とか、「1年かけて今後どうするのかを考えよう」という考えを好まず、「今ある問題は"今"解決するもんやろっ!」と、すぐに動いて、その日のうちに徹夜で書類をまとめて次の日には「〇〇でいきます!」と暑苦しい行動をしていました。(ホント偉そう・・・)
だから・・・多分、多くの職員からは嫌がられていたんだろうな?笑
しかし、先日、ある先生から涙ながらに「先生、なんとかここに残って一緒に頑張ってくれませんか?」と、2時間くらい話をしてくださったときは心に響くものがありました。
このときに、「ごめんなさい。一度きりの人生なので自分の夢を追わせてください!」とお伝えしましたが、心が締め付けられるような気持ちになりました。
でも、私のような「わがままな人間」にでも、このような気持ちで見て下さっている方が少しでもおられて純粋に良かったです。
これも「教師冥利に尽きる」ということでしょうか。
ありがとうございます!!!