本日は、「KYOTORY」「CS」ともに新人戦が行われます。


特にCSは、本日「クラブチームの部」の準決勝・決勝が開催されます。

そして、この結果が今年の夏から始まる“夏の近畿大会予選”のシードに関わるため、チームにとって非常に重要な一日となります。


この大切な一日を、必ず意味のあるものにするために、

本日はKYOTORYの指揮をアシスタントコーチにお願いし、私はCSに帯同します。


新人戦のこの時期は、どのチームもまだ未完成で、試合の流れひとつで大きく崩れることもあります。

だからこそ、今日求められるのは「完成度」ではなく、どんな状況でも戦い続ける力だと思います。


最後まで泥臭く、粘り強く。


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KYOTORY
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昨日は一日体育館を使用することができたため、午前はAチーム、午後はBチームに分かれて練習を行いました。


カテゴリーを分けて取り組むことで、それぞれのレベルや課題に応じた指導ができ、チームとしても非常に良い時間になります。

この期間は「個の力」を高めることに時間を割き、その先にトランジションに強いチームになることを意識して取り組んできました。

明日の試合に勝つことができれば、来週からは対戦相手の準備に時間を割いていきたいと考えています。
だからこそAチームにとって昨日は、その仕上げの位置づけでした。

テーマはシンプルです。

・1on1の強さを追求すること
・トランジションの速さを追求すること

その中で、リバウンド・ルーズボールには泥臭く、しつこく絡み続けること

ここを「わかっている」ではなく、試合で「できる」に変えていく。
そのために反復を重ね、無意識でも出せる状態を作ることが目的です。

しかし、昨日の練習ではその大前提が崩れました。

戦力として出場している選手たちが、決めなければいけないシュート――
特に2メンのフィニッシュを簡単に落とす。
そして、誰でも出せるはずの声を出さない。

試合で勝つために必要な「当たり前」が、当たり前になっていない。
そんな練習になってしまいました。

一方で、Aチームの中でまだ戦力になり切れていない選手たちは、
自分たちで練習の雰囲気を上げ、声を出し、シュートを決めていました。

この姿を見て、私自身も改めて考えさせられました。
「誰が今、チームを前に進めているのか」
「何を積み上げるべきなのか」

だからこそ、戦力として出場している選手たちには、目標の数値をクリアするまで練習を続けてもらいました。

この基準は、昨年のチームがクリアしていたものです。
つまり、できないものではありません。
クリアしなければいけないものです。

その間、戦力として出場している選手たちは2メンを反復し、
それ以外の選手たちは別メニューで練習を行いました。

このように取り組んだ理由は、2つあります。

1つ目は、
「決めなければいけないシュートを簡単に落としてもいい」という文化は絶対に作らないということです。
大事な場面で勝敗を分けるのは、こういう“当然決めるべきシュート”です。
だからこそ、その精度を妥協せずに積み上げなければいけません。

「イージーシュートは、そのチームの強さのバロメーター」

年始の遠征でも、イージーシュートを簡単に落として試合に負ける経験をしました。
だからこそ、ここに対してもっと自覚を持たせたいと思っています。

2つ目は、
普段、戦力として出場している選手たちは最も多く指導を受けています。
一方で、それ以外の選手たちは、同じ熱量で見てもらえないと感じる瞬間もあります。

もちろん、それは“寂しさ”や“悔しさ”につながります。
だからこそ戦力として出場している選手たちには、
「自分たちがどれだけ環境に恵まれているのか」
そして、
「その責任がどれほど重いのか」
それを理解してほしいと思いました。

こういう経験もまた、チームを強くするために必要な経験です。

新人戦の時期は、未完成であるがゆえに崩れる可能性も高い。
だからこそ、崩れそうな時に何を選ぶのか。
その選択と積み重ねが、チームの未来をつくります。

そして何より、できないことは、何が何でもできるようにする意識が必要です。
できるようになるまで向き合い続ける。
その姿勢こそが、最後にチームを強くします。

明日の試合。
結果ももちろん大切ですが、
その土台となる「当たり前」をどこまでコートで表現できるか。


Bチームの練習は、CSと合同練習を行いました。

練習メニュー自体はAチームで取り組んでいる内容と大きくは変えていません。
ただし、Bチームに対して求めたものは、Aチームとは少し違う視点になります。

同じ練習をしていても、
「誰に、どの基準で、何を要求するのか」
で、練習の価値は大きく変わります。

Bチームの選手たちにとって今必要なのは、
“できることを増やす”ことと、
“自分の武器を形にする”こと。

そしてそのためには、ただ頑張るだけではなく、
挑戦 → 成功 → 自信 → 次の挑戦
という流れを、練習の中で積み重ねていくことが大切だと考えています。


今回の合同練習では、興味深い場面がいくつもありました。

これまで取り組んできたことを、
チーム内の5on5ではうまく表現できない選手でも、
CSと対戦すると少し余裕が生まれ、良いプレイが出ることがあります。

これは、相手が変わったことで

・スピード感が変わる・体の強さが変わる
・守り方(距離・角度)が変わる
・いつもより自分が優位になる場面が増える

など、いろいろな要素が重なり、
「実はできる」プレイが表に出てくるからです。

そしてこの瞬間が、とても大事だと思っています。

なぜなら、選手の成長において一番大きいのは、
“成功体験が自信に変わること”だからです。

バスケットボールは、技術だけでなく、
気持ちの状態がプレイに直結する競技です。

少しミスが続くだけで消極的になったり、
逆に一つ良いプレイが出るだけで一気に表情が変わったりします。

特にBチームの段階では、技術面以上に

・自分に自信が持てるか・思い切ってプレーできるか
・怖がらずにチャレンジできるか

この部分が成長を左右します。

CSとの対戦で生まれた「うまくいった経験」は、
単なる1回の成功ではなく、
選手にとっての“前進の証拠”になります。

「できた」
「通用した」
「自分もやれる」

この感覚を持てることは、選手にとって大きな財産です。

だからこそ、この合同練習の価値は本当に高いと感じています。

一方で、良い部分だけではありません。

CSに対して、やられてしまっている場面もありました。
これは当然“課題”です。

合同練習は、成功体験を積ませる場であると同時に、
現実を突きつけてくれる場でもあります。

特に、

・ルーズボールへの反応
・リバウンドの強度・切り替え
 (トランジション)
・1on1の球際
・判断のスピード

こういった部分で簡単にやられてしまうと、
公式戦ではもっと厳しい状況になります。

「相手が強いから仕方ない」ではなく、
“簡単にやられない基準”を持つことが大切です。


合同練習での勝ち負け、優劣というのは、もちろん目に見えます。
しかし、私たちが本当に大切にしたいのはそこではありません。

その一つひとつの場面に対して

・なぜやられたのか
・何が足りなかったのか
・どうすれば改善できるのか
・次はどうプレーするのか

これを考え、行動に移すことができれば、
すべてが成長の材料になります。

そしてこの繰り返しが、
Bチームの選手たちが強くなるために必要な道だと思っています。

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CS活動報告
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昨日の合同練習は、本日の新人戦「準決勝・決勝」に向けた調整として、そして3年生の強化を兼ねて、高校生と一緒に練習を行いました。

新人戦前のこの時期は、試合に向けたコンディション調整や戦い方の確認が当然メインになります。
ただ、昨日はそれだけではなく、もう一つ大きな目的がありました。

それは、3年生への刺激です。

1月に入ってから、3年生の様子を見ていると、どこか気が抜けているように感じる場面が多々ありました。

もちろん、3年生も人間です。
これまで積み上げてきたものの疲れもあるでしょうし、進路や環境の変化への不安もあるかもしれません。

ただ、その“緩み”が練習の空気に影響し始めると話は別です。

この部分は、チームとして、そして指導者として、しっかり向き合わなければいけない。
そう考えていたからこそ、昨日は高校生との合同練習の中で、あえてその点を指摘する機会にしたいと思っていました。


中学校の部活動は、夏の大会を終えると引退します。
しかし、クラブチームには引退がありません。

むしろ、クラブチームはそこからが本番です。

高校へ進学するまでの期間に、もう一段階成長させて送り出す。
ここには、クラブチームとしての大きな責任があると思っています。

最後の最後まで、3年生は3年生です。
最後まで背中を見せる立場であり、最後まで成長し続ける立場です。

そして私には、最後まで3年生の成長を引き出し、送り出す責任があります。


昨日の練習を見ていて感じたことは、
「自己を高める」というよりも、締まりのない練習になっていたということです。

せっかく高校生も一緒に練習してくれている中で、
自分たちの事情や雰囲気だけで練習を進めてしまうのは、高校生に対しても失礼です。

合同練習は、“自分たちのためだけの練習”ではありません。
相手がいて、時間を共有して、強度を合わせて、互いに価値を生み出していくものです。

その基本が崩れてしまえば、
どれだけ良いメニューでも、成長につながらない。

だからこそ、昨日は久しぶりに雷を落としました。


私が3年生に対して厳しく言うのは、
嫌われたいからでも、怒りたいからでもありません。

成長させて送り出す責任があるからです。

3年生がダラけていれば指摘します。
その場では嫌われることもあるかもしれません。

でも、最後に「言ってくれてよかった」と思える時間にすることが、指導者の役割だと思っています。

昨日はそのような機会にすることができたので、
3年生は何か感じるものがあったはずです。


新人戦に向けた練習は、この1週間で大きく変わってきたと感じています。

選手たちは少しずつ、

・何を大切にしなければいけないのか
・勝つために必要な基準は何なのか
・自分たちが戦う上での軸は何なのか

こういったことがわかり始めてきました。

そして、それをただ理解するだけでなく、
コート上で表現しようとする姿勢が見えてきています。

だからこそ、この1週間は本当に意味のある時間になったと思っています。


本日の試合で求めたいことは、
「できることを出してうまく勝つ」ことではありません。

もちろん、ミスが減って、良いプレーが出て、気持ちよく勝てたら理想です。
ただ、新人戦はそう簡単な大会ではありません。

むしろ大切なのは、

泥臭く、最後までやり抜けるかどうか。

粘って、踏ん張って、簡単に崩れないこと。
その積み重ねが、最後に勝敗を分けます。

それができれば、おのずと結果はついてくる。
私はそう信じています。


新人戦の準決勝・決勝。
大切な1日になります。

チームとしても、選手としても、
今日どんな姿を見せてくれるのか。

さぁ、楽しみです!



昨日は全体練習が終了した後、1月24日(土)に開催される「KYOTO BB Jr. WOMENS 3x3 CUP」に向けた3×3の練習も行いました。

今回の3×3には、3年生が出場します。
そのため、今回はKYOTORYの3年生の中でも、日本選手権に出場した経験を持つメンバーに協力してもらい、実践的な指導を受けることにしました。

また、今回の3×3は、以前チームメイトだった選手たちと一緒に出場します。
それぞれ違う場所で活動していても、今なおつながりを持ち、一緒に挑戦できるということは本当に素晴らしいことだと感じています。

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3×3は、5on5とは違い、
「スペースの使い方」「攻守の切り替えの速さ」「判断の連続」など、求められる要素が大きく変わります。

感覚だけで戦ってしまうと、思うように試合を勝ち抜くことはできません。
だからこそ、しっかりと練習を重ね、一から学び直して大会に備えていきたいと思います。

大会まで残りわずか。
限られた時間の中で、できる準備を積み重ねていきます。

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【大会情報】

大会名:KYOTO BB Jr. WOMENS 3x3 CUP
日程:2026年1月24日(土)
場所:市民スポーツ会館
時間:
・11:30 受付開始予定
・13:30 試合開始予定