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CLUB SIGNPOSTの活動ブログ

一般社団法人CLUB SIGNPOSTは、小学4年生から3年生の女子を対象としたバスケットボールのクラブチームです。

2025年12月

31 12月

2025年の終わりに、チームの今を見つめる

本日で2025年が終わります。

2025年、関わってくださったすべての方々に感謝を込めて。
そして、2026年へ。

また、ここからです。

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KYOTORY
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昨日は、年内最後の活動となりました。

2会場に分かれて試合を行い、私はAチームの指導を担当し、B・Cチームは別会場で試合を行いました。
Aチームの試合が終わったあと、B・Cチームの試合会場へ向かいました。

2025年を締めくくる一日。
せっかくなら、全員の顔を見て終わりたいと思いました。

新チームがスタートしてからの6日間。
その間に感じたこと、見えてきたことを、Aチームの選手たちに伝え、
その後、B・Cチームの選手たちにも共有して、年内最後の活動を終えました。

この6日間で伝えてきたことの多くは、技術や戦術ではなく、メンタルの部分です。

新チームになると、これまで見えなかったことが、少しずつ見えてきます。
プレイの質だけでなく、練習や試合に向かう姿勢、表情、言葉、そしてチームの空気感も含めてです。

試合前のウォーミングアップの段階で、重たい雰囲気を感じました。
新チームとして、今の段階で気になっているのは、この「空気感」です。

この一年を通して、「雰囲気が重たい」「この空気が嫌だ」という声を聞くことがありました。
新チームが始まって間もない中で、同じような課題が顔を出していることは、偶然ではないと思っています。

私は20数年指導を続ける中で、一度だけ、チームが大きく崩れてしまった年があります。
昨日は、そのときの話も少ししました。
現時点では、今年はその年に少し似ていると感じています。

ただし、今はまだスタートしたばかりです。
新チームは、これからの取り組み次第で、いくらでも変わります。
だからこそ、早い段階で感じたことを共有しました。

新チームの時間は、課題を隠す時間ではなく、向き合う時間だと思っています。
良い部分は強みに変え、良くない部分は改善していく。
その積み重ねが、チームを前に進めていきます。

2025年は、苦しい場面も多い一年でしたが、下級生にとっては多くの経験を積む一年でもありました。
その経験を、2026年に生かせるかどうかは、これからの積み重ね次第です。

最後のミーティングでは、
人の話を聞くときは、目を見て聞くこと。
素直に受け止める心を持つこと。
その二つを伝えて、この一年を終えました。

チームをつくるには時間がかかります。
一方で、崩れるのは本当に一瞬です。

だからこそ、今のこの時間を大切にしながら、
2026年に向けて、ゆるぎない土台をつくっていきたいと思います。

2025年に見えた課題を、成長のきっかけに変えられるように。
静かに、確実に、チームを前へ進めていきます。

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CS活動報告
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キャンプ最終日、私が指揮を取った試合は、3年生の最後の試合でした。

この試合は、私にとって特別な意味を持つ試合だったように思います。
正直に言えば、「バスケットの神様が私に与えてくれた試合」だった、そう感じています。

なぜなら、3年生の引退試合に、私は指揮を取ることができなかったからです。
そのことが、ずっと心のどこかに引っかかっていました。

3年生最後の試合を、コートの横で共に過ごせない。
それは、指導者として選手に対する申し訳なさであり、
「最後まで責任を果たせていないのではないか」という、自分自身への自責の念でもありました。

だからこそ今回、3年生と一緒に試合ができる機会を設けてもらえたことに、心から感謝しています。
試合が終わったあと、胸につかえていたものが、少しだけ取れたような気がしました。

3年生や、見ている人たちからすれば、ただのラストゲームだったのかもしれません。
しかし、私にとっては違いました。

コートに立つ3年生の姿。
一つひとつのプレイに込められた想い。

それらが静かに、しかし確かに、心に訴えかけてくるものがあり、
試合後は、正直、少し泣きそうになりました。

改めて思います。
本当に、素敵な奴らだな、と。

そして、その余韻が残る中で、新チームの試合を見ていました。

すると、アシスタントコーチが情熱的に選手たちを叱咤激励している姿が目に入りました。
その光景を見ながら、私は「この新チームは期待が持てる」と感じていました。

コーチを熱くさせるということは、
それだけ選手たちが、コーチの思いに応えようとしている証拠です。

何も起こらなければ、強い言葉も、感情のこもった声も生まれません。
必死にプレイし、食らいつこうとする姿があるからこそ、
コーチも本気で向き合い、熱を帯びた言葉を投げかける。

私は、その関係性をとても良いものだと感じながら、試合を見ていました。

また、試合の中では、
「これは私もきっと熱く指導するだろうな」
そう思うプレイが、何度もありました。

それは裏を返せば、それだけ伸びしろがあり、可能性を秘めているということです。
新チームは、今年のチームを超えられるチームを目指したい。
その思いが、自然と強くなりました。

人は、心に火をつけられたとき、
自分が思っている以上の力を発揮します。

コーチが火をつけ、
選手がそれに応え、
チームとして一つになったとき、
想像を超える成長を遂げることもあります。

3年生が残してくれた姿勢、想い、覚悟。
それを受け取り、新チームがどう成長していくのか。

今年は、コーチが思っている以上のチームになる可能性がある。
そんな予感を抱かせてくれる時間でした。

この火を大切に育てながら、
覚悟を持って、今年のチームを超えるチームづくりに向き合っていきたいと思います。
30 12月

次のステージへ進むための2日間

昨日と明日の2日間、本校主催のCAMPを実施しています。
年末のお忙しい時期にもかかわらず、多くのチームにご参加いただき、心より感謝申し上げます。

今回のCAMPには、U15のクラブチームを中心に、新チームとしての参加や、ジュニアウインターカップに向けた最終調整など、それぞれ異なる目的を持ったチームが集まっています。

この2日間が、参加チームにとって実りある時間になるよう、全力で取り組んでいきます。

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KYOTORY
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昨日は、AチームとBチームの2チーム体制でCAMPに臨みました。


できるだけ多くの選手に試合経験を積ませたい、という意図からです。

私はAチームを中心に指導し、Bチームはアシスタントコーチが指揮を取りました。
Aチームでは、新チームとして参加してくれたチームとの試合では、これから力を伸ばしていってほしい選手に多くの出場機会を与え、経験を積ませることを目的としました。
一方で、ジュニアウインターカップを目前に控えたチームとの試合では、スタートメンバーを中心に試合を行いました。

試合を振り返ると、スタート以外の選手たちは、判断や声掛け、ポジショニングなど、試合の中で「できること」が確実に増えてきており、前向きな成長を感じました。

一方で、スタートメンバーについては多くの課題が残りました。
試合に入るための準備やウォーミングアップは本当に十分だったのか。
そして、フィジカルの強いチームに対して、うまく戦うことができなかった点。
この2点は、はっきりと受け止めなければいけません。

東京での練習試合も含めて感じていることですが、体の強い選手、フィジカルのある選手と対戦すると、思うようにプレイをさせてもらえない場面が非常に多く見られます。

バスケットボールは、「体の強さ」がプレイに大きく影響する競技です。
当たりが弱くて、良い選手はいません。
体が弱いと、簡単にバランスを崩し、転び、相手に主導権を握られてしまいます。

相手に「このチームは体が弱い」と思われた時点で、試合は精神的にも不利な状況になります。
だからこそ、そういった印象を与えないチームにならなければいけません。
そのためには、「もっと体を作らなければいけない」という自覚を、選手一人ひとりが持つ必要があります。

今年の新チームは、昨年とは状況が大きく異なります。
昨年は試合経験の少なさがそのまま結果に表れていましたが、今年は1年間を通して試合に出場してきた選手が多く在籍しています。
留学生だけが新しく加わる形だからこそ、アウトサイドの選手たちが主体的にプレイし、チームを動かしていかなければなりません。

しかし現状では、コート上での意思疎通や、チームをまとめる力が十分とは言えず、経験してきたことが生かされていない場面も見られました。

試合後、選手たちには次のような話をしました。

「下級生のときに、リーダーシップを発揮しない上級生がいたとしたら、どう感じていただろうか。
もしそのときに『もっと引っ張ってほしい』と感じていたのなら、自分たちの代で同じことを繰り返してしまえば、それは信頼を失う行為になる。」

もっと言えば、本当に自分事として捉えている選手であれば、
上級生のリーダーシップが足りないと感じたとき、
「じゃあ自分が前に出よう」「自分がチームを引っ張ろう」
と行動に移すはずです。

実際に、今年卒業した卒業生は、2年生の時点でそのような行動を取っていました。

この1年、選手たちには
「上級生以上に前に出なければいけない」
という話を繰り返し伝えてきました。
新チームになった今、その言葉の意味を、行動で示していかなければいけません。

また、Bチームの試合を見ていて、
「とにかく鍛え上げていかなければいけない」
と強く感じています。

試合経験も大切ですが、それ以上に必要なのは、一つひとつのプレイに対する厳しさです。
簡単なミス、準備不足、当たりの弱さ、判断の甘さ。
まだ「試合に出ているだけ」になってしまっている場面が少なくありません。

そういう意味でも、今回のCAMPはBチームにとって非常に貴重な機会です。
本日はチームを3つに分けて活動します。

3チームに分けることで出場機会は増えますが、同時に疲れた状態で試合を続ける状況も生まれます。
特にBチーム、Cチームの選手たちは連戦の経験が少なく、
「疲れている中でも自分の力を発揮し続けることの難しさ」
を実感できる環境になります。

体力が落ちたとき、集中力が切れそうなとき、
その中でどれだけ踏ん張れるか。
どれだけチームのためにプレイできるか。

また、これまでリーダーシップを発揮できてこなかった選手にとっても、
この状況は大きな意味を持ちます。
余裕がない中で声を出し、判断し、仲間を動かすことの難しさと重要性を、体感してほしいと思います。

今日の活動は、単に試合をこなすことが目的ではありません。
厳しい状況の中で自分の弱さと向き合い、
次の成長につなげるための時間です。

一つひとつのプレイに、より厳しさを。

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CS活動報告
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昨日の練習試合は、
3年生が次のステージで活躍するための試合、
そして新チームが新人戦に向けて準備を進めるための試合、
この2つの目的を持って行いました。

3年生は、先日の公式戦を終え、ひと段落した状態で試合に臨みました。
この「少し余裕のある状態」でプレイをすることは、
これまで気づけなかった部分に目を向けることができる、非常に良い機会になります。

また、3年生が下級生にアドバイスを送ることで、
自分自身のプレイを整理することにもつながります。
言葉にして伝えることで、
「なぜそのプレイを選択するのか」
「どこを見て判断しているのか」
を改めて考えることになるからです。

さらに、下級生に声をかけることは、
試合を“指導者目線”で捉える感覚に触れることでもあります。
この感覚を持てるようになると、
次のカテゴリーに進んだときにも、
指導者の意図を汲み取りながらプレイすることができるようになります。

そういう意味でも、
3年生が一区切りをつけた後に行うこの時期の試合は、
非常に意味のある時間だと感じています。
ここで新たな気づきを得て、
これまで以上にバスケットに「深み」を持たせてほしいと思っています。

一方で、新チームのメンバーについても、
今回の練習試合を通して大きな可能性を感じました。

正直なところ、事前の予想では、
もう少し未熟さがはっきりと出るのではないかと考えていました。
しかし、実際に試合を見てみると、
最低限の形はできており、
これからの練習次第で、十分に力を伸ばしていけると感じました。

試合後、選手たちには次のような話をしました。

新人戦は、どのチームもまだ未熟な状態です。
だからこそ、
リバウンド
ルーズボール
といった、泥臭い部分にどれだけ絡めるかが、勝敗を大きく左右します。

質の高いバスケットができるかどうか、という話ではありません。
この時期に必要なのは、
「勝ち上がれるチームになること」。
リバウンドとルーズボールを徹底できるようになれば、
新人戦を確実に勝ち進んでいくチームになると考えています。

新人戦の開幕まで、残り2週間を切りました。
また、クラブチームのみで行われる新人戦で勝ち抜かなければ、
1月末に行われるファイナル(決勝リーグ)に進むことはできません。

つまり、
1月の第3週までには、一定の形をチームとして作り上げていかなければならない
ということになります。

このことも、選手たちには伝えました。

3年生には、
次のカテゴリーに向けて、
「今までとは違った視点でバスケットと向き合う時間」にしてほしいと思います。

そして新チームのメンバーには、
新人戦で昨年を上回る結果を残すという強い意識を持ち、
日々の練習に取り組んでもらいたいと思います。

それぞれの立場で、それぞれの課題と向き合いながら、
確実に前へ進んでいきます。
29 12月

2025年の締めくくりと、新チームへ向かう時間

昨日は午後からの活動だったため、早朝に起きて寮の清掃から一日をスタートしました。
その後は、目標設定シートの確認、12月のスキル評価の準備、そして新チームに向けた試合準備と、久しぶりに落ち着いてデスクワークに向き合う時間を取ることができました。

ここ最近は、ウインターカップや練習試合が続き、なかなか腰を据えて業務に取り組む時間がありませんでした。
だからこそ、部屋を一度きれいに整え、いつものルーティンで仕事ができた昨日は、とても心地よい時間でした。

また、12月上旬に高性能のパソコンを購入したことで、仕事のスピードが想像以上に向上しています。

忙しさの中では見過ごしがちですが、環境を整えること、道具に投資することは、結果的に自分の時間と質を守ることにつながります。
改めて、「パソコンを買って良かった」と実感した一日でした。

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KYOTORY
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昨晩、東京から京都に戻り、本日はそのまま体育館へ向かいました。
移動の疲れが残る中ではありましたが、そこから2時間の課題練習を行い、その後は年末恒例の大掃除を実施しました。

選手たちは、

ウインターカップ

その後の3日間にわたる練習ゲーム

そして今日の練習

という流れの中で、確実に疲労が蓄積している状態です。

正直、身体的にも精神的にも、楽な状況ではありません。


疲労が溜まっているとき、人は無意識のうちに「楽な選択」をしがちになります。
ただシュートを打つだけ、
考えずに本数をこなすだけ、
きついことから目を背ける。

だからこそ今日は、練習の途中で選手たちを集め、
4象限マトリクスの話をしました。

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この2軸で、今の自分たちの行動を整理してもらいました。

成長につながるのは「やりたくないけれど必要なこと」

疲れているときに真っ先に削られるのは、
「やりたくないけれど、必要なこと」です。

・フォームを意識すること。
・ミスの原因を考えること。
・苦手なプレイに向き合うこと。

これらは決して気分の上がるものではありませんが、
チームを一段階引き上げるために不可欠な要素です。

逆に、
「やりたいこと」「得意なこと」だけを選び続けると、
練習は楽でも、成長は止まってしまいます。


課題練習は、技術を磨く時間であると同時に、
自分の姿勢と向き合う時間でもあります。

疲労が溜まっている今だからこそ、
どの象限の行動を選ぶのか。
そこに、その選手、そのチームの本質が表れます。

今日の練習と大掃除を通して、
「やりたくないことにも、チームとして向き合えるか」
その問いを、改めて投げかけました。


年末の大掃除は、体育館をきれいにするだけでなく、
気持ちを整理し、次に向かうための時間でもあります。

疲労がある中でも、
必要なことを選択できるか。

その積み重ねが、
次のステージに進むための土台になります。

この年末の時間を、
「ただきつかった」で終わらせるのではなく、
「一段階、意識が変わった」と言えるものにしていきたいと思います。

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CS活動報告
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昨日は、久しぶりに練習に参加しました。
体育館へ向かう道中、
「選手たちはどんな雰囲気で練習をしているだろうか」
「どんな表情で、どんな空気感でコートに立っているだろうか」
そんなことを考えながら、楽しみにしつつ体育館に向かいました。

この期間、練習はアシスタントコーチに指導をお願いしていましたので、
昨日も引き続き、全体の指導はアシスタントコーチに任せる形をとりました。
私は一歩引いた立場から、選手たちの動きや表情、声の出し方、
そしてチーム全体の空気感をじっくりと見させてもらいました。

明日からは、2日間にわたる本校主催のキャンプが始まります。
その準備期間としても、昨日の練習は非常に重要な時間でした。

今回のキャンプは、
・新チーム(新1・2年生)を見据えた強化
・3年生が高校へ進学するまでの育成と実戦経験
この2つの意味を兼ねた試合・活動になります。

3年生に関しては、これまでの積み重ねがありますので、
一定のパフォーマンスは発揮してくれるだろうと感じています。
一方で、本当の勝負はここからです。

新チームに向けた準備、
そして新人戦を勝ち抜くための土台づくりは、
まだこれから本格的に進めていかなければなりません。

これまで公式戦や大きな試合に出場してきた選手が限られている中で、
1月から始まる新人戦を見据えてチームを作っていくことは、
決して簡単なことではありません。

・経験の差
・試合感覚の不足
・判断力や強度の課題

課題は多くあります。
しかし同時に、限られた時間だからこそ、得られる成長もあると考えています。

与えられた時間の中で、
何を優先し、
何を徹底し、
どこまで引き上げられるのか。

一つひとつを丁寧に積み重ねながら、
新人戦で少しでも良い結果を残せるよう、
そしてこの経験が選手たちの将来につながるよう、
これからの時間を大切に使っていきたいと思います。

まずは、明日から始まる2日間のキャンプ。
ここで見える課題と手応えを、次につなげていきます。


昨日は、練習終了後に選手たち、そして保護者の皆さまにもご協力をいただき、
キャンプに備えて会場の大掃除を行いました。

体育館のフロアはもちろん、更衣室やトイレまで、
一つひとつの場所に心を込めて、みんなで丁寧に掃除をしました。

最後には体育館のフロアにワックスをかけ、
キャンプに参加してくださるチームの皆さんが、
少しでも気持ちよく、安心して試合に臨める環境を整えました。

こうした準備も、キャンプを成功させるための大切な一歩です。
ご協力いただいた選手、そして保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
28 12月

Change or Die 〜変われなければ、前には進めない〜

今回、東京滞在中に、大会期間中や練習試合の場で、何名かの指導者の方から声を掛けていただきました。

「先生のおかげで、公立を退職して一般社団法人を立ち上げることができました」
「CLUB SIGNPOSTのやり方を、そのまま真似をして運営しています」

そうした言葉をいただけたことは、非常にありがたく、胸に残る出来事でした。

CLUB SIGNPOSTは、私が公立で勤務していた頃に、「クラブチームの道しるべになれたら」という想いを込めて名付けたクラブです。
数年前には、地域移行に向けて全国の指導者向けにオンラインセミナーを開催したこともあります。

CLUB SIGNPOSTの取り組みが、少しでも多くの指導者の参考になっているのであれば幸いです。

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KYOTORY
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新チームをスタートさせ、3日間の練習試合が終了しました。

ウインターカップを終え、休む間もなく行った練習試合。
選手たちにとっては、非常にタフで、正直なところ過酷なスケジュールだったと思います。

それでも、この時間は最初から「覚悟の上」で組んだものです。
この経験をさせたい、いや、この経験が必要だと判断しました。

「可愛い子には旅をさせよ」

新チームが始まって間もない時期の苦労は、必ず大きな意味を持ちます。
楽をさせることが優しさではなく、必要な経験をさせることこそが、成長につながると考えています。

苦労は、決して無駄なものではありません。
ただし、すべての苦労が価値になるわけでもありません。

苦労が「将来への投資」になるかどうかは、
その苦労に目的があるか、
自分たちで選んだものか、
そして振り返りがあるかで決まります。

今回の3日間は、
・勝つための基準を知ること
・自分たちの現在地を把握すること
・新チームとしての土台をつくること

そのための「投資の時間」でした。

この3日間で、チームの雰囲気は少し変わりました。
まだまだこれからではありますが、この時期にこれだけ濃い時間を過ごせたことは、かけがえのない時間になりました。

また、新チームの中で、戦力として使えそうな選手も出てきていますし、
これから伸びていくだろうと感じられる選手も見えてきました。

新チームが始まった当初は、
日々、立ち位置が入れ替わる可能性のある時期です。
それは不安定さでもありますが、誰にでもチャンスがある時期でもあります。

まずは、昨日までの状況を踏まえ、
29日・30日に予定している練習試合のメンバー構成を考えていきます。

また、昨日は新チームの最上級生になる学年に対して、はっきりと向き合う場面がありました。

うまくいかないときに、
顔に出る。
下を向く。
声が出ない。

そして、同学年の仲間が本当に良くなるために、
伝えるべきことを伝えない。

この姿勢は、昨年から伝えてきた課題です。
しかし、この一年で「強い信頼関係」を築けたとは言えません。

言葉を選ばずに言えば、
まだ表面上の付き合いに留まっています。

この部分は、プレイ以上に、
チームの一体感をつくるうえで重要な要素です。


昨日はその姿勢を受けて、
1年生のみで試合を行いました。

すると、想像していた以上に、1年生は良い試合をしました。
力のあるチームを相手に、1年生だけで勝利する結果となりました。

この試合は、
「1年生だけでも勝負できる」ということを、はっきりと証明する試合でもありました。

彼女たちは、嫌な顔をすることなく、
自分のやるべきことに集中してプレイしていました。

ミスをしても下を向かず、
誰かのせいにすることもなく、
ただ、目の前のプレイに集中する。

この姿は、
「学年」ではなく、
姿勢がチームをつくるということを、はっきりと示してくれました。


そこで、最上級生になる学年には、
「Change or Die」という話をしました。

Change or Die。
変わるか、さもなければ終わる。

これは脅しではありません。
現実を、正しく伝えるための言葉です。

おそらく、最上級生になる学年は、
「変わらなければいけないのは分かっているけれど……」
そんな状態なのだと思います。

分かっている。
でも、変われない。

この“分かっているけれど動けない”という状態こそが、
一番もがき、苦しむところです。

これまで積み残してきた課題と向き合うことは、簡単なことではありません。
なぜなら、変われなかった部分というのは、
自分自身が避けてきた部分だからです。

そこに踏み込むのは怖い。
痛みも伴います。

それでも、私は、
この学年にとって、今がその壁に向き合うタイミングだと感じています。

何事も、
「変わろうとすること」
「やろうとすること」
そこから、成長は始まります。

最初からうまくできなくてもいい。
迷いながらでもいい。

大切なのは、
変わろうともがくことをやめないことです。

若いときの苦労は、将来の自分を助ける“貯金”であり、
正しく向き合えば、必ず回収できる投資になります。

若いときの苦労は勝手でもしろ。
可愛い子には、旅をさせよ。

そして今、
Change or Die。

この3日間は、
新チームにとって、
そして最上級生になる学年にとって、
本当の意味でのスタートラインです。
27 12月

なぜ今、苦労させるのか ―新チーム最初の3ヶ月にすべてを懸ける理由―

本日、京都に戻ります。


毎年、さまざまな思いを抱きながら、この地を出発します。


2026年こそは、「もっと高い景色を見に行く」と心に誓い、また、この実現しに戻ってきます。


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KYOTORY
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新チームが本格的にスタートし、2日目を終えました。

この時期は、本当に重要な時期です。
ここで高い基準を設定し、その基準で強化を進めることができれば、2026年は間違いなく楽しみな一年になります。

逆に、選手たちがそのレベルにたどり着けなければ、苦しい一年を送ることになります。
それほど、このスタートの時期は、チームの未来を大きく左右します。

指導者は、まず高い基準を設定します。
そして、選手がその基準をクリアすれば、さらに高い基準を求めていきます。

この過程は、決して楽なものではありません。

「大」きく「変」わると書いて、『大変』です。

本気で変わろうとすれば、苦しさも、戸惑いも、逃げたくなる気持ちも必ず生まれます。
しかしそれは、「変わろうとしている証拠」でもあります。

だからこそ今、
強烈なエネルギーを注いで、個人もチームも変わってもらいたい
と強く思っています。

一方で、どれだけ高い基準を示しても、選手たちの反応が伴わなければ、指導者は基準を下げざるを得ない場面も出てきます。

なぜ基準を下げるのか。
それは、選手の心が完全に折れてしまうからです。

だから指導者には、
努力しなければ越えられない、しかし越えられる可能性のあるギリギリの課題
を設定し続ける覚悟が求められます。

この時期、選手たちからすると、
「この世の終わり」のように感じる時間を過ごすこともあるでしょう。

しかし、指導者の立場からすると、
「ここを乗り越えなければ、次のステージには行けない」
というメッセージです。

気持ちを強く持てない選手は、
「現実から逃れたい」
と思うこともあるかもしれません。

それでも、この経験は人生において非常に貴重なものです。

そこで立ち止まり、
「今のままではいけない」
「もう一度、頑張ろう」
と自分で軌道修正できたなら、この時間は決して無駄にはなりません。

ただし、時間は待ってくれません。
だからこそ私は、選手たちに
「落ち込んでいる時間が一番もったいない」
と話をすることもあります。


少し話は変わりますが、この考え方は、クラス運営にも通じるものがあります。

私は約15年ほど前、学級崩壊を起こし、担任の先生が倒れてしまったクラスを、年度途中で引き継いだ経験があります。
遅刻が当たり前、席に座らない、注意すれば反発する。
いわゆる「指導が入らない状態」でした。

このときに痛感したのは、
スタートを誤った組織を、途中から立て直すことが、どれほど大変かという現実です。

途中からの軌道修正では、
「良いクラスを作る」ことは難しく、
まずは「規律のある状態に戻す」ことに、膨大なエネルギーを使うことになります。

もし最初に、明確な基準と方向性を示すことができていれば、
その苦労の多くは必要なかったと、今でも思います。

だからこそ私は、バスケットボールの指導においても、
新チームがスタートする最初の3ヶ月を、何より大切にしています。

この考えは、ウインターカップ後の今の行動にもつながっています。

私たちのウインターカップは終わりました。
しかし、ウインターカップで上位に勝ち進んでいるチームは、本日も試合があります。

そして、本日が最終日です。

私たちは公式戦ではなく、新チームとしての練習試合に切り替わりましたが、
勝ち進んでいるチームは、疲労のある中でも、さらに高いレベルでしのぎを削っています。
これが、全国で勝ち続けるチームの現実です。

だからこそ、私たちはウインターカップが終わったからといって立ち止まりません。
休むことよりも、バスケットボールを通して、心身ともにたくましくなることを選びました。

特に重要だと考えているのは、
疲労困憊の中で試合をする経験を、新チームがスタートしたこのタイミングで積ませること。

楽な状況での試合や練習では、本当の強さは身につきません。
身体が重く、思うように動かない中でも、
考え、声を出し、仲間を支え、最後までやり切る。

この「やり抜く経験」が、公式戦の本当に大事な局面で、必ず威力を発揮します。

ウインターカップは、悔しい結果に終わりました。
だからこそ私たちは、すぐに新チームの選手たちに苦労をさせています。

逃げ場のない状況で、
自分と向き合い、
仲間と向き合い、
それでも前に進む。

そして今日、
ここで、しっかりと戦い抜き、
一回り成長して京都に戻ります。

2026年に大きな結果を残すために。
今は「大変」な時期です。

しかしそれは、
「大きく変わろうとしている証拠」。

だから私は、新チームがスタートするたびに、選手たちにこう伝えています。

「新チームがスタートした最初の3ヶ月が勝負」

この時間を無駄にせず、
この最終日を、ただの一日に終わらせず、
次につながる確かな一日にするために。

新チーム全員で、最後まで真正面から向き合っていきます。
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