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CLUB SIGNPOSTの活動ブログ

一般社団法人CLUB SIGNPOSTは、小学4年生から3年生の女子を対象としたバスケットボールのクラブチームです。

2020年06月

30 6月

「ビジョン」と「信念」

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指導者で切磋琢磨できる環境を作る
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最近、受ける連絡に、以下の2つがあります。
(これは、あくまでも京都府内のことに限りますので。)

①何とか府大会に出場したいが、なかなか、試合に勝つことができない

② 選手の能力は、府内ではそこそこ能力の高い選手がいるが、なかなか上手くならない(府大会で上位を目指しているチーム)


我々のチーム事情は、選手の能力は、府内ではそこそこ能力の高い選手がいます。

有難いことに、「中学校のときに知っているあの選手がここまで上手になるなんで想像できなかった。」とか、「入学してきたときとは、まるで別の選手になっている。」というお言葉を聞かせていたき光栄に思っています。(これは、私の指導が良いのではなく、本校の選手が、本当に良く頑張ってくれるからです。)

こういうことをおっしゃっていただくのは、非常に有難いのですが、府内でそこそこの選手が、中学校のときに、全国のトップで活躍していた選手たちを本気で破ろうしているのですから、これはこれで大変です。

したがって、我々のチームの選手たちは、府内の先生方が上手くなったと言っていただく以上の成長が求められるのです。

これって、結構、大変なことなんですね。

でも、めちゃくちゃ本気で、命をかけて頑張っています。

更に言うと、自分では、「本気で、やれる!」と思っています。笑


話を戻しますが、よく受ける質問の①は、指導者が言い訳をせずに、本気で頑張れているかだと思います。

どの指導者も頑張っていますが、「本気か?」「言い訳をしていないか?」と思うところが多々あります。

この部分が改善されるだけで、結果は大きく変わってくるのかなと思います。(スキルや戦術以上に指導者の心構え)


②の問題は、

・指導者がチームをどこに連れていきたいのかというビジョンがあるか。

・選手から出てくる甘い選手事情(わがまま)より、指導者の信念を貫き通せるだけの指導力を持てているか。

そこそこ能力のある選手を伸ばすのは、簡単なことではありません。

先日も、「1on1の練習をしているが、試合になると上手く使うことができないがどうしたらいいのか?」と、連絡をもらいました。

これは、チームオフェンスをどのように考えていて、どの場面で、1on1をさせたいのかというビジョンを持たないと、ただ、1on1を練習しているだけでは試合で使うのは難しいように思います。

また、別の方からは、全体的なビジョンを持っておられますが、「なかなか、思うように選手が動いてくれないので選手が上手くならない。」ということでした。

これは、信念を持って、選手と向き合えているのかが問われているのではないかと思います。

「ビジョン」を持つことも、「信念」を貫くことも、簡単にできることではありませんし、たゆまぬ努力が必要です。

日々悩み、日々研究し、試行錯誤の連続の先に、見えてくるものではないでしょうか。


最近は、こういう連絡をいただくことがあり、自分ができることであるならばと丁寧にお話をさせていただいています。

これも、切磋琢磨できる指導者の環境を作ることで、京都のバスケットボール界は発展すると信じています。

そして、我々は、更に、その先でバスケットができるように努力を重ねていきたいと考えています。


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MRSKN
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先週の土日に、練習試合を行いましたので、昨日と今日は、個人として課題と向き合う時間(課題練習)とします。

課題練習は、以前にも、ブログで書きましたが、私が大切にしている練習のひとつで、選手がどのような課題を抱えて、何を考えて取り組んでいるのかがよく分かる練習です。

私は、基本的に、自分の課題と向き合えない選手は、力のある選手であっても、試合の中心選手にはしません。

なぜなら、自分の課題と向き合えない選手は、今後の成長が期待できないからでです。

例えば、ある2人の選手がいたとします。

・今、主力選手として活躍しているが、自分の課題と向き合わず(もしくは、自分の課題が分かっていない)、いつも同じミスをして改善がみられない選手

・今は、主力ではないが、徹底的に自分と向き合い、確実に成長している選手

現状を考えると、前者のほうが力があります。

あなたがコーチならば、ウインターカップ予選に向けて、どちらの選手に時間を割こうと思うでしょうか?


私は、これから、ウインターカップ予選までに、4カ月の時間がありますので、成長が期待できる選手にチャンスを与えたいと思います。

課題と向き合える選手は、確実に上達します。


そういう意味では、この2日間(もしかしたら、金曜日まで課題練習にするかもしれない)の課題練習は、7月に行われる大会の選手選考に大きく影響する練習になるかもしれません。

本日の課題練習も、それぞれが、どのような練習を組み立てて取り組むのか楽しみです。
29 6月

メリットの多い練習試合

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CS練習試合
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昨日は、CSとして、はじめての練習試合を行いました。

はじめての練習試合ということで、それぞれがプレイしやすいように、3年生のチームと、1,2年生のチーム編成で行いました。

3年生のメンバーは、ある程度自分たちのプレイを出すことができるメンバーですので、チームとしての動き方を整理していけば、もっと、良いプレイが見られるのではないかと感じました。

しかし、今は、チームプレイよりも、個の力を高めることに力を注ぎたいと思います。

もちろん、チームプレイを練習しないのではなく、チームプレイは、少しずつ練習しながら、1番は、自立したプレイヤーになることを目指して、取り組んでいきたいと思っています。

7月は、個人を徹底的に高めて、8月頃からチームとしての合わせ、約束事を作りながら取り組んでいくというイメージでいます。

夏休みのどこかで、練習合宿を行い、チーム作りをしてもいいかなと考えています。


1,2年生のメンバーも、これから、練習を重ねていけば、面白いチームになりそうです。

今年度は、スキルアップと同時進行で、身体作り・スタミナ作りを行っていきたいと思います。

今日も練習試合の中で「スキルがあっても、強さ・スタミナが無ければ戦うことができない。」と、伝えました。

今は、発達段階ですので、仕方がない部分ですが、今のうちから、身体を作ることを理解してもらって、今後に活かしてもらいたい思いますので、敢えて、伝えることにしました。

身体づくりは、時間のかかることですが、毎日の取り組み次第で、絶対に成長できる部分です。


最後のミーティングで

「紫野の3年生が、中学3年生の頃は、このメンバーのような能力はなかったけれど、今まで、自分と向き合いながら取り組んできたので、今の彼女たちがある。」

と、伝えました。

そういう意味では、3年生(紫野)は、中学生の頃を思い起こすと、本当に、上手になっていると思います。


バスケットは、能力が高いから成功するのではなく、自分と向き合う力がなければ、相手に脅威を与えるような存在にはなりません。

これを、CSのメンバーに当てはめれば、自分と向き合う力を養えば、これから、素晴らしい選手になれる可能性を秘めているということです。


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部活が再開して、ちょうど、3週間が経ちました。

まずは、3週間で、ある程度試合ができる状態まで戻すことをイメージして、取り組んできましたので、そういう意味では、順調に進めてこれているかなと思います。

バスケットの感覚も大分出てきています。

今日は、紫野 vs CSの試合で、CSのベンチに入って試合をしてみると、これが、意外と面白く、対戦相手の立場になって、紫野を見ることができます。

これは、普段、なかなか、経験しないことですので、新鮮で楽しかったです。

チームを客観的に、見ることで今まで気づけなかったことに、気づくことができました。

紫野 vs CSの試合後に、紫野の選手には、「チームとしての迫力がないよ。」と、伝えました。

相手は、中学生なので、個の力で押し切れるのは当たり前です。

これが、能力の高い高校生や大学生であれば、個の力だけでは、守られてしまいます。


個の能力が抜群に高い選手だと、個の力だけで、相手に、圧をかけていくことができますが、我々のチームは、サイズも能力もありませんので、個を磨きながら、チームとして、相手に、圧をかけていくような戦いを意識しなければ勝利を掴み取ることはできません。


今は、そこまでのことを要求する時期ではないかもしれませんが、私としては、このことを再確認することができて良かったと思っています。

CSと試合をするということは、CSのメンバーにとってもメリットがありますし、紫野にとってもこのようなメリットがあるということが分かりましたので、これから、非常に有意義な時間を作っていけそうです。

やっぱり、バスケットは楽しいですね!
28 6月

分かりやすく、"極端に"明確に

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MRSKN
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昨日は、久しぶりの練習試合を行いました。

長い間、試合を行っていなかったので、1番は、試合の感覚を取り戻すことを狙いに行いました。

ホント、久しぶりの試合ですので、難しいことはできませんので、できることにのみ意識を向けて試合を行うようにしました。

今、徹底したいことは・・・

1.チャレンジすること
2・ミスのあとの行動
3・同じことで3回続けてやられない(2回までに気づきを入れる)
4・休校期間中に取り組んできたプレイを試合で出せるようにする

1~3は、今まで、ずーっと言い続けていることですので、再度、強く意識を向けてもらえるように徹底します。

4は、個人で取り組んできたことを、試合の中で使えるように場の設定をしたいと思っています。

やろうとしてできたこと → ◎
やろうとしてできなかったこと → 〇
やろうとしなかった → ×

やろうとしてできなかったことは、次に活かされますが、やろうとしないということは、休校期間中に、個人のスキルを磨いてきたのかが無駄になります。

ということは、やろうとしたら、上手くいかなくても「OK」なのです。

逆に、やろうとしないことについては、厳しく注意しました。


良いものは「良い」、ダメなものは、絶対に「ダメ」というスタンスです。


昨日は、「分かりやすく、"極端に"明確に」して、練習試合を行いました。


みんな、強く意識をすれば、できるんです。


それが、失敗を恐れたり、自ら慌てたり、意識の向け方が甘かったりすると、何をしているのかが見えなくなってしまいますので、徹底することを徹底していきたいと思います。


本日も練習試合を行いますので、狙いは、昨日と同じです。

昨日学んだことが、活かされる試合になることを楽しみにしています。


今日は、紫野とCLUBSIGNPOSTも試合を行います。

どのような試合になるのか?!ワクワクしています!
27 6月

多くの人に支えられて

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クラウドファンディングのお礼動画を作成
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当初、350,000円を目標にしてスタートさせたクラウドファンディングが3日で目標金額を達成し、ストレッチゴール(追加目標)を500,000円に設定しましたが、残り、14日を残して559,000円となり、目標を達成することができました。

多くの方にご協力・ご支援いただいたからこそ、成し遂げらたもので、この想いを、現役の選手から直接、動画でお礼を伝えることにしました。



本来なら、直接、ご支援していただいた方にお礼をお伝えするのが筋だと思いますが、現状を考えると、一人ずつにお礼を伝えるのは難しいので、自分たちのできる形で、誠意を持って、感謝の気持ちを伝えたいと思います。


色々な方に支えていただくというのは当たり前のことではありません。

こういう一つ一つに、本当の意味で感謝の気持ちを大切にできるようになると、自分一人ではなく、多くの人に支えられているという気持ちから、苦しいときに、もう一つ、頑張れる後押しとなります。(心の支えになる)

自分一人では、負けてしまいそうなシーンで、「〇〇のために頑張ろう。」となるのです。

感謝の気持ちが、大きな力を発揮するというのはこういうことなんだと思います。


現役の選手たちは、

本来であるならば味わうことができない、特別な想いに触れることができています。
これは、経験しないと感じることのできない素晴らしい経験をさせてもらっています。


また、自分のやりたいことをやらせてもらったり、朝早くからお弁当を作ってもらったり、車の送り向かいや、しんどいときに話を聞いてもあったり、相談に乗ってもらったりなど、挙げだしたらキリがありませんが、保護者の存在というものが1番大切なものではないでしょうか。(1番当たり前と思ってはいけない存在)


動画作成は、そういうことを考える良い機会にもなります。

自分たちで、支援していただいた方々を想像して、どのような言葉で、どのように伝えるのがいいかということを考えるだけでも意味があります。


今は、本当に多くの方から、心温まるお気持ちをいただきます。

この1つ1つを受け止めたうえで、我々の成長に繋げ、バスケットで恩返しができるようにします。
26 6月

父親の七回忌

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CS 練習会
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・ストレッチ(10分)

・体幹(4往復)

・対面パス

・ツーボール-プッシュ

・Y字シュート(8本打ち)
 肘を伸ばしてシュートする。

・フックシュート(8本打ち)

・エルボー-ミドルドライブ(バレーボールをキャッチしながらシュートする)
 オフハンドの手は、外側に向けて、ボールをキャッチする。

・ゴール下-レイアップ(1セット)

・コンタクト-レイアップ(左右3本ずつ)
 ボールをキャッチしてから、ボールを斜め上に移動させながらディフェンスを押す。

・ウイング-ハーフ1on1
 縦に切ることを一番の狙いとして行う。
 縦とは、ディフェンスにぶつかりながら、真っすぐ進むこと。

 ※途中、ワンステップのダブルクラッチを練習(必ず身につけるスキル)

・オール2on1
 ボール→人が先行している→パス
 人→ボールが先行している→1on1(パスを出した人は、ボールに走り込む)

・オール3on2
 3レーンを作って大きく走る。(スペースを作る。)
 
・オール5on5(5分×2セット)

・ダウン(5分)

1on1の練習では、縦に切ることを意識するだけで、縦に切る鋭さが出てきました。
この意識を忘れず、取り組んでもらいたいと思います。
練習のポイントを意識して取り組めているので、やればやるほど上手になっていきました。
素晴らしい!


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MRSKN
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本日より、考査1週間前となりました。

本校は、考査前、考査期間中の練習時間は、65分練習としています。

65分という限られた時間の中で、集中して練習して、勉強の時間を割けるようにしています。

練習の質については、たとえ、考査前であっても要求します。
コートに立ったら、どのような状況であっても言い訳は、一切許しません。

そのかわりに、短期集中で終われるようにしたいと思っています。


今週末に、練習試合を入れていますので、練習試合では、ある程度ゲームになるように、今は、取り組んでいます。

まだまだ、本調子とはいえる状態ではありませんが、最低限、しっかりとゲームができるようにしたいと思っています。

今週末は、本当に、久しぶりの練習試合ですので、楽しみです。

明日も質を求めて、今週末の練習試合に備えたいと思います。


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父親の七回忌
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昨日は、父親の七回忌でした。

「あの壮絶な闘病からもうこれだけの年月がだったのか。」と思うと、まだ、夢のようです。

どれだけ体調が悪化しても、どれだけ苦しくても、決して、諦めることなく、弱みを見せることなく、最後の最後まで、生き抜こうとした姿は、今でも鮮明に覚えています。

昨日は、朝に少し時間を作って、お墓参りに行き、近況報告と、これからの野望を伝えてきました。笑

IMG_7688

私は、父親から「人が人を教えるというこはおこがましい。」ということを、言われたことが思い出として残っています。

つまり、「教える」のではなく、「自分の生き様を示せ」ということを伝えたかったのだと思います。


父親は、仕事の関係で、よく財務省や経済産業省に足を運び、様々な交渉をしていたのですが、大企業ではなく、中小企業の問題や東南アジアの発展に力を注いでおり、自分の時間を犠牲にして、家にはほとんどお金を入れず、人のために尽力していました。

時には、他人の借金を肩代わりしたり、名前は言えませんが、有名なテーマパークをお手伝いしたり、母親は、本当に大変だっと思います。

自分がしたいと思ったことは、誰の言うことも聞かず、母親にも相談せず、次から次へと新しいことに取り組んでいた父親を見て育ったので、私も父親の影響を受けているのかなと思います。

これが、父親のいう、教えることではなく、生き様を示すということなのかもしれません。

私は、父親のように、大臣と交渉ができるような存在ではありませんが、バスケットボールの発展には貢献できる存在でありたいと思います。

そう考えると、まだまだ、「ちっぽけだな~。」と思います。

もっと、頑張らないとな!
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