マネージャーがチームを良くするために、企画書を作成してくれました。
近畿大会もです。
我々にとって、この期間は、個人としても、チームとしても、プラスになっているのは間違いありません。
昨日、『伝説のはじまり』期間に行う最後のオンラインミーティングを行いました。
以下の文章は、私が選手たちに伝えた言葉です。
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今週に入って、分散登校ではありますが、徐々に、学校が再開されてきました。
3カ月もの間、それぞれが、別々の場所で、自主的に活動していましたが、やっと、学校で顔を合わせてコミュニケーションを図ることができるようになって、本当に嬉しく思います。
6月8日から、部活動も再開されます。自主練期間も、あと少しとなりました。
人間が不安に陥るときというのは、先が見えない(保証がない)ときです。
たとえば、3年生の進路を例に挙げると、「これから進路をどうしようかな?」また、「自分の希望している大学に合格できるだろうか?」と、不安を抱いているときです。これは、1.2年も中学3年生のときを受験を思い起こせば、この気持ちは理解できると思います。
つまり、1年後の進路が保証されていないという、先が見えないということに、人は、不安を覚えるのです。もし、これが、1年後に、〇〇大学に入学して、学生生活が保障されているというなら、なんの心配もなく、3年生として、この1年を送ることができると思います。
先が見えないというのは、本当に、不安になります。
この100年に一度と言われる危機の中にいる我々は、新型コロナウイルスの影響で、先の見えない休校期間を過ごすことになりました。
きっと、色々な面で不安を感じていたと思います。
「いつになったら、学校が再開されるんやろう?」もしくは、「いつになったら、部活ができるようになるんやろう?」「インターハイ予選は、どうなるの?」と、不安との戦いが続いていたと思います。
また、インターハイの中止が決定されたときは、「今までインターハイに出場するために頑張ってきたのに・・・」という気持ちになって、頑張ることが嫌になった人もいるかもしれません。
それでも、みんなは、ここまで頑張ってきたのです。素晴らしいよ。
特に、3年生、よくやったと思うよ。3年生が頑張り続けてくれたから、下級生もついてきてくれたと思います。
100年に一度と言われる誰もが経験したことのない状況の中で、大人であっても、心が折れそうになるような長い期間を、みんなは、一生懸命に、バスケットと向き合い、成長を望んで、必死に、頑張り続けてくれました。
僕は、この時期に、みんなと出会って、共に過ごし、高め合えたことを嬉しく思いますし、心から感謝しています。ありがとう。
もしかしたら、このメンバーでなかったら、この時期を、乗り越えられていなかったかもしれません。みんなは、そう思わせてくれる時間を過ごしてくれました。
今まで、卒業生のおかげで、何度かインターハイやウインターカップの舞台に立つことができました。
僕にとって、この期間というのは、インターハイ予選で優勝して、インターハイの舞台に立つ以上に、もしかしたら、多くの感動をもらえたかもしれませんし、同時に、貴重な経験をさせてもらうことができました。
この経験は、以前にも伝えましたが、これからの人生においても、大きな心の支えとなると思います。
本当に、よく頑張ってくれました。みんなのことを誇りに思います。
これが、今の率直な気持ちです。
このことを踏まえて、
この時期は、『伝説』を作るための『伝説のはじまり』期間であるということを、もう一度、心に刻んで、これから、ウインターカップ予選に向けて、更に、高みを目指して取り組んでもらいたいと思います。
本気で『伝説』を作りに行くよ!
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ラストのオンラインミーティングでは、第Ⅳ期の振り返りも行いました。
この様子は、後日、紹介できればと思います。