昨日、CSの練習前に昼食を食べようと、以前から気になっていたお店に入ると、

「先生!ご無沙汰してます!」

と。

マスクをしていて分からなかったので、よくよく見ると本校の卒業生でした。(バスケ部ではないよ)

先週も同じようなことがありました。

京都にいると、有難いことではありますが、なにかしら、声をかけられます。

先日は、「いつも応援しています!」と、知らない人に拝まれました。

拝むってどういうこと??笑

年々、ぼーっとできなくなってきたゾ・・・。

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CS 活動報告
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昨日は、チーム内で紅白戦を行いました。

緊急事態宣言が発令されてからずーっと練習をしてきたのでチーム内でゲームを行い、何ができていて何が課題なのかをゲームを通じて確認することにしました。

久しぶりに1試合(8分×4本)を行ってみると、練習の中では気づけない課題が見つかりましたし、今後、練習を行う上での材料をもらうことができました。

1ゲームを通じての感想は、率直に選手たちの成長を感じることができて良かったと思っています。

特に、3年生は、それぞれのプレイスタイルが色濃く出てきました。

1on1のバリエーションも増えてきましたので、引き続き、個人スキルを高めながら「自分は何で勝負するのか」という自分のスタイル(強み)を確立していけるように取り組んでもらいたいと思っています。


下級生は、3年生がいるうちに多くのことを学び、「存在感を出せる選手」になってもらいたいと考えています。

上級生のいるうちに「存在感を出せる選手」になるというのは、すごく大切なことで、これから活躍できる選手になりたいと考えているのならこだわらなければいけないポイントとなります。

私の経験ですが、上級生がいなくなってから自分を出していこうと思っている選手のほとんどは、後輩に良い選手が入ってくると簡単に抜かされてしまいます。

しかし、上級生がいても、どんな状況であっても、"今"自分の存在を示していける選手は、間違いなく活躍する選手になります。

このような選手は、たとえ、自分よりも能力の高い選手が後輩に入ってきたとしても、戦力として活躍できる選手になります。

このことから、日々、努力を重ねて、上級生がいても上級生の陰に隠れないで存在感を出していける選手になってもらいたいと考えています。

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能力の差を「努力」で補う
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私は、高校生を指導していて感じることは、1年生のときに上級生が試合に出ていても"徹底的に"自分を高めるためにスキルを磨いている選手は、3年生になったときに後輩に能力の高い選手がいたとしても戦力になっているということです。

今まで「MRSKN」を指導していて、ほとんどの学年は、3年生が中心となって試合に出ていましたが、私は、3年生から順番に試合に使っていたのではなく、下級生の頃から自分を"徹底的に"磨き続けてきたからこそ、上級生になったときに戦力となってコートに立っていたと言えます。

ここでのポイントは、"徹底的に"です。

5年~6年に一度は、下級生が主体となって戦う年もあります。(私は、下級生であっても戦力として必要な選手は試合に使います)

このような年の3年生は、下級生のときに「甘え」のあった学年です。

つまり、バスケットは日々の積み重ねがとても大切になるので、上級生になってから頑張ろうと思っていると、能力の高い後輩が入ってくると下級生主体のチームになってしまいます。


もう一度、確認しておきます。

1年生のときから"徹底的に"自分と向き合っている学年は、上級生になったときに後輩に能力が高い選手がいても3年生主体のチームになります。

特に、女子のチームは、能力の差を日々の努力で補うことができます。

男子は、能力の高い選手がいるとなかなか太刀打ちするのが難しいと感じることがありますが、女子は、能力差を男子以上に、日々の努力で補うことができるので、私は、「常々、努力をしなさい」と言っています。