昨晩の緊急事態宣言が発令したことにより、部活にも影響が出そうです。。

色々、心配なことばかりですし、今の私には、毎日、指導する場所もありませんが、モチベーションは高くすこぶる良好です!

とにかく、今、できることに専念してコツコツと頑張りたいと思っています。

このモチベーションは、どこからくるのか自分でもびっくりしています。

きっと、前世のパートナーは、「バスケットボール」なんだと思います。笑

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「圧倒的な熱量(本気度)」>「知識・指導力」
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指導者がチームを指導するときに、指導者がどのレベルをチームに求めているのかでチームは大きく変わると思っています。

これは、不思議なもので、指導者の指導力が未熟だったとしても指導者が本気で優勝を目指していたらチームは優勝に向かって成長していきます。
(すぐに結果が出なかったとしても確実に成長します)

つまり、指導力が未熟でも、「指導者の圧倒的な熱量(本気度)」がチームの成長に大きな影響を与えます。


指導力は、指導者の「熱量」が高ければ、後からいくらでも身につけることができます。

しかし、指導者に「熱量」がなければ、いくら、「知識」が豊富で「指導力」が高くてもチームが成長は望めません。

なぜなら、指導者が本気で選手たちと関わっていないと選手はそのことに気づきますし、本気でない指導者の言葉は選手にはなかなか響きません。

また、そういう状況が続くとチーム内でトラブルが発生してしまうものです。

私は、今まで何度もそのような状況を見てきましたし、そういうときに限って、チームが良くならないことを指導者が「選手のせい」にしています。


チームを成長させるには、

「圧倒的な熱量(本気度)」>「知識・指導力」

ということになります。


※もちろん、熱量だけではダメです。色々、失敗を繰り返しながら、徐々に知識や指導力をつけていかなければいけません。


以前、チームが京都で「ベスト4」だった頃、ある大ベテランの指導者に呼び出されて、「お前みたいな指導者が優勝できるか?!」というようなことをお酒の席で言われたことがあります。

このときは、腹が立って「勝ったるわーっ!勝ったらええんやろっー?!」と生意気なことを言って場の空気を凍りつかせてしまったことがあります。笑
(若気の至りということで・・・お許しください)

それがですよ・・・、

生意気に偉そうに発言してしまった私は、次の年に、「新人戦」「インターハイ予選」「ウインターカップ予選」とすべての大会で「優勝」しました。

「優勝」したときは、失礼なことを言ってしまった大ベテランの指導者の方に「その節は失礼しました。おかげで優勝することができました。」と、お伝えしました。


「この年の私」と「今の私」では、指導力は雲泥の差だと思います。(昔はホント勢いだけ・・・)


この年は、1年間、お酒も絶って、「何が何でも優勝してやる!」という強い思いで過ごしました。

なんと言うか、絶対に優勝するという「覚悟」と強烈な「熱量」だけで「優勝」したように思います。


たまに、「自分のような指導者は・・・優勝なんておこばましい・・・」と、言われる方がおられますが、私は、自分で自分の価値をわざわざ下げる必要はないと思っています。
(選手も同じです)

むしろ、「自分は優勝できる」と信じて突き進んだ方がチームは良くなります。


そんな私は、バカみたいに「日本一」を掲げて日々精進しています。


なれるか、なれないか、ではなく「本気で成し遂げようとしているのか?!」ということが大切です。

「自信」とは、「自分」を「信じる」と書きます。

私は、自分の可能性を信じていますし、絶対に成し遂げようと「本気」で思っています。


このような「バカみたいな熱量」が指導者を高いレベルに連れていってくれるのではないかと思っています。