有難いことに、最近は、12月までと同じように忙しくさせてもらっています。

というか、ある部分ではそれよりも濃い時間を過ごしています。

面白いことをやろうと色々考えていると、行き着くところは「時間」をどのように上手く使うのかというところにたどり着きます。

視野を広げて様々なことに目を向けようと思うと、組織を大きくしないといけないといけません。

さぁ、来年度に向けて、斬新なアイデアを考えなければいけないなぁ!

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誰でもできることを誰よりもやる
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私は、「誰でもできることを誰よりもやる」ということを大切にしています。

なぜかというと、「誰でもできることを誰よりもやろうとすること」は誰でもできますが、ほとんどの人は、途中でやめてしまうことが多く、結果として、他を圧倒するレベルにたどり着くことができるからです。

当たり前のことを当たり前に徹底することで、とんでもないところにたどり着けると私は信じています。

たとえばですが、私は、YouTubeでバスケの動画を四六時中見ていますが、私と同じくらいアホほど見ている人は本当に少ないと思います。

これは、ただ、面白いから見ているのではなく、期間ごと(1年を4つに分けている)にテーマを決めて、テーマに合った動画を見て、バスケットのセオリーを見つけたり、新しいスキルや考え方を探しています。

こういうことは、誰でもできることですが、四六時中、年がら年中やり続けています。

また、ブログもそうですが、毎日、記事を投稿しようと思うと、記事のネタを考えなければいけませんので、常々、様々な情報をインプットし続けなければいけません。

毎日、ブログを投稿することは、思っている以上に大変なことかもしれませんが誰でもできることです。


昨日、保護者会で、休校期間に取り組んだ活動について話がでました。

「先生に色々と準備をしてもらって、子どもたちは貴重な時間を過ごすことができました」ということを何名もの保護者の方におっしゃっていただきました。

この準備は、まるまる2日間ほとんど睡眠を取らず、休校期間中に取り組む課題を考えて、クラウド上にデータを作成して、様々な課題を用意しました。

このときは、休校になると決まってから2日間という時間しかなかったので、この2日間で「日本一の努力」ができる準備をしょうと決めて、死に物狂いで準備をしました。

2日間で準備をしなければいけなかったので、準備に没頭していたら寝ている時間がなかっただけです。

これも変な話、寝なかったらできることです。


また、バスケットの指導でいうと、「当たり前のことを当たり前に徹底すること」を徹底しようとします。

たとえば、リバウンド・ルーズボールなどは、高さがなければ不利にはなりますが、だからこそ、サイズがなくてもできるポイントについては徹底しようと取り組みます。

こういうことも誰でもできることですが、これを、誰よりもしつこく指導することを心がけています。


何事も「研究すること」や「追求すること」というのは誰でもできることです。


これを選手に置き換えれば、「自分の課題と誰よりも向き合うこと」というのは誰でもできることです。

身体能力やキャリア、サイズというのは、生まれ持った才能かもしれませんが、「自分の課題と向き合うこと」というのは、生まれ持った才能ではなく、自分次第でどうにでもなります。

こういうことは、日本で一番になることができます。


私は、12年前に、お前は「指導者には向いていない」というようなことを言われたことがありますし、10年前には、お前のようなヤツは、「優勝できない」と言われたこともあります。

「指導者に向いていない」と厳しいお言葉をもらった私でも努力を重ねれば、優勝することもできましたし、ある程度影響力は持てるようになっているのかなと思います。

結果として、厳しいお言葉をもらった人より、良い成績を残すことができています。


私は、選手たちに「能力がなければ人よりも努力が必要」というようなことを言います。

なぜ、それが言えるのかというと、私自身も指導者として能力が劣ると言われた部分を人より努力を重ねることで結果を変えてきたからです。

だから、「誰でもできることを誰よりもやる」ことにこだわりをもっています。

極端な話、誰でもできることを誰よりもやった結果、今の私があると思っています。


一昨日の夜に、嫁さんから「なんでそこまでやるん?」と聞かれましたが、「勝ちたい」からです。笑