今、コロナ野郎の影響で、緊急事態宣言が発令され、事業者に対しては、休業を要請しています。

私の周りでも、店舗代や給料の支払いが出来ず、かなり頭を悩ませている仲間がいます。

休業により発生する損失の補償がなければ、厳しい業種がほとんどではないでしょうか。

これは、以前より言われていることではありますが、休業要請と補償は、セットで行わないと、これから、本当に、自ら命を経つ人が増えるのではないかと危機感を感じています。

経済を止めると社会は破綻していまいます。

事業者に、休業させるのなら、なんとか、先の見える形で補償してもらいたいものです。

ただ、補償と言っても、財源を考えると、こちらも厳しいというのもよく分かります。


一方で、このコロナ野郎の影響を、逆に、プラスに変えて、新たに価値を見出して、業績を伸ばしている企業もあります。


私は、業績を伸ばしている方から、何かヒントを得られないかと、この時期は、オンラインセミナーに参加するようにしています。

最近は、zoomを使ったセミナーが多く、逆境に打ち勝つアイデアをたくさんもらっています。

これが、1,000円くらいから10,000くらいで、通常のセミナーよりも安価で、質の高い話を聞くことができます。


ここで、出てくることを私なりにまとめると、大きく3つあります。

ひとつ目は、現状を分析、把握して、新しい価値を見出せる力を身につけること。(アイデア脳)

ふたつ目は、実行力です。


最後に、耐えしのぐということでした。

これは、ただただ、コロナが落ち着くのを待つのではなく、この時期にしかできないこと、また、この時期に、組織を徹底的に見直し、揺るがない組織に変貌する準備をするとうことです。

ただ、これを行うには、企業だと、体力が必要となります。

ここで言う体力とは、金銭的な余力ということになります。



これを、バスケットに置き換えて考えてみたいと思います。(多少、強引ですが私見ですので。)


バスケットの活動を止めてしまうと、今まで鍛えてきたのもは、長期間に及ぶと底をついてしまいます。

心肺機能が衰えてしまったり、筋力が無くなってしまったり、感覚が衰えてしまったり、様々なところに影響が出てきます。


元々、能力の高い選手は、大企業と同じで、能力の蓄え(財力)があるので、ダメージを喰らうにしても、中小企業(能力の低い選手)に比べると、マシなのかもしれません。

しかし、能力の低い選手は、蓄えがなくなると、バスケットをすることすら、厳しい状況になってしまいます。


そこで、活動を止めているのだから、補償が必要となるのです。

バスケットゴールを与えてもらうとか、コートを設置してもらうとか。

しかし、そのようなことは、当然、できる訳もなく、何の補償もありません。(当たり前です。)


となると、コロナ野郎から新しい価値を見出せるようにしていかなければいけません。


バスケットで言うと、チーム練習は、出来ないけれど、それに代わる価値を見出すということになります。


チーム練習ができないのなら、個人を徹底的に磨く。(トレーニングを含む)

バスケットの考え方を、今までとは違った形で鍛える。

逆境に打ち勝つメンタリティーを作る。

チームスポーツですのが、チームで活動できないからこそ、オンラインで繋がる。


この時期に、このような準備を進めていたら、活動が再開されたときに、準備をしていないチームとの差は歴然です。


先ほどの、企業で言う体力と、バスケットボールの活動においては、モチベーションに置き換えられるかもしれません。


やはり、この時期は、モチベーションが上がりにくい時期であるのは言うまでもありません。

だからこそ、オンラインで繋がり、お互いに、支え合い、少しでも高い意識で、各自が練習に打ち込めるように取り組む必要があります。

これが、耐えしのぐとうことでしょうか。

また、耐えしのぎながら、目標設定の在り方を見直し、個人スキルを見直し、活動日誌でお互いに指摘し合うことで、チームの課題であるお互いに意見を言い合える関係を築くことにも繋がります。
また、リモートトレーニング、更には、夕方に、練習風景を動画に撮ったものが、LINEで共有できるので、そこでも、それぞれの練習を確認することができます。

オンラインで繋がれることは、すべて行っていると言ってもいいのではないかと思います。

できることに目を向けて、徹底することを徹底するのです。


こういうことを行っているチームと、そうでないチームの差は大きいと思います。


これは、できるか、できない、の選択肢ではなく、やるか、めっちゃやる!の選択しかないと私は考えています。


少しずつ、コロナの出口が見えてきています。

長いトンネルで言うと、トンネルの先に、うっすら光が見えてきた状態でしょうか。



コロナ野郎に、振り回されるのではなく、コロナを使って、チームを強化していきます。


今日は、多くの家に伺うことになりますが、全力でこの状況を楽しみます!