私は、自分がやると決めたことに対しては、何があってもやり通そうとします。

勝ちたいと思ったら、結果的に負けてしまったとしても、勝つことから絶対にブレない。

自分で決めたことは、徹底的にやり抜くことを大切にしています。

逆に、自分が間違っていると思えば、すぐに、撤退し、軌道修正します。

その辺は、あっさりしています。


先日、ある先生から、

「先生は、会議でも色々議論されますが、会議が終わったら、何もなかったかのように普通に話をされますが、どうしたらそんな簡単に切り替えられるんですか?」

と。

私は、切り替えるという発想ではなく、会議の目的のために、議論しているので、会議の場から離れたら、感情はいらない。
会議後に、議論していたら、それはただ感情をぶつけ合っているだけです。

会議は、目的を持って行うもの、世間話をするところではないので、目的を達成するために、必要な話をする場だと考えています。

ここが、ブレてしまうと、なんのために行っている会議なのか分からず、意味のない会議になってしまいます。


私は、練習も同じように考えています。

練習では、厳しいことを要求しますが、練習が終われば、厳しい要求は終わり。

なぜなら、練習では、自分たちが目指しているところに向かって、高め合うひとつに、厳しさを要求するのであって、練習が終われば、その要求は必要がないと考えているからです。


練習中に、厳しく言う日もあれば、敢えて、静かに黙って見ているときもあります。

黙って見ているときは、気分が乗らないのではありません。

選手たちがどのような行動を取るのかをじっくり見たいんです。

このようなときは、事前に、学んだことを、どのように活かすのかを、見たいと思っているときです。

じっくり見ていると、選手たちの意識レベル、理解力、それから、どのように自分と向き合おうとしているのかがよく分かります。



何をするにも、目的を持って、自分の行動に責任を持ちたいと考えています。


自分の感情で行動を決めるのは、やらなければいけないことではなく、ただ、自分の感情に自分自身が振り回されているだけですので、これは、全く時間の無駄。


自分が取る行動の根底には、学校現場であれば、生徒のために、バスケットの現場であれば、選手のためになる行動を取るように心がけています。

これも、昨日、ある方から、「先生は、生徒軸というものが、はっきりしている。これだけ、軸を持たれている人は、なかなかいない。」と、嬉しいお言葉をいただきました。

私は、自分がどのように、生徒と向き合うのかというスタンスを明確にしています。



私は、どの行動も全て良くすることしか考えていません。

全ての機会を良くすることにのみ集中します。

これも、ブレていません。


何をするにも徹底することが重要です。

徹底することを徹底して、新年度も頑張ります!