男子を指導するより、女子を指導する方が指導者の指導力が顕著に表れると言われます。
私も実際に女子チームを指導していて、女子の方が、男子に比べて能力差をある程度カバーできると感じています。
男子は、能力差が大きいと、簡単に能力で押し切られてしまうことがありますが、女子は、男子に比べて能力差を別の部分で補うことができると感じています。
私が思うに、男子は、はじめからある程度の筋力が備わっているのと、自分でプレイを作り出す能力や、動画などで見て学んだプレイをすぐに自分に落とし込める感覚が長けているからではないかと思っています。
アンダーカテゴリーでは、まだまだ、筋力もイメージも未熟だとは思いますが、やはり、女子以上に男子は優れていると思います。(これは、女子を否定しているのではなく実際に感じていることです)
一方、女子は、元々、筋力が備わっていない上に、体を動かさないと男子以上に衰えが早いという特性があります。
以前、ある理学療法士の方から「女子は、筋力を鍛えないとバスケットをしてはいけない。」と言われていたのを聞いて、「なるほど!」と、納得しました。
それくらい、女子には、激しいスポーツを行うだけの筋力が備わっていないので、まずは、トレーニングで体を作らないといけないということでした。
また、女子は、目で見たことをすぐにプレイで表現することが苦手な選手が多いのと、プレイの引き出し(プレイの作り方)が少ないように思います。
男子は、シュートに行くまでに、5回〜6回フェイクを使うのに対して、女子は、2回〜3回しか使わないと言われています。(筋力も関係しています。)
更に、女子には、防衛本能が強く働くと言われています。
つまり、限界を超えるために、自ら追い込んでいくのが難しいのです。
これは、脳の仕組みやホルモン、更には、筋力や骨盤が関係しているので仕方がありません。
したがって、この『筋力の向上』と『プレイの作り方を身につける』、それから、『防衛本能を解除する』ということができれば、可能性は無限に広がります。
男子は、シュートに行くまでに、5回〜6回フェイクを使うのに対して、女子は、2回〜3回しか使わないと言われています。(筋力も関係しています。)
更に、女子には、防衛本能が強く働くと言われています。
つまり、限界を超えるために、自ら追い込んでいくのが難しいのです。
これは、脳の仕組みやホルモン、更には、筋力や骨盤が関係しているので仕方がありません。
したがって、この『筋力の向上』と『プレイの作り方を身につける』、それから、『防衛本能を解除する』ということができれば、可能性は無限に広がります。
女子は、トレーニングや練習の工夫、それから、考え方次第でいくらでも、この部分を強化できるということになります。
このことから、男子は、指導者が介入できる範囲が少なく、女子は、指導者が介入できる範囲が広いと言えるのではないでしょうか。
日本代表の男子と女子を見比べると、男子は、世界と戦うのに苦戦しているのに対して、女子は善戦しているのを考えると、理解してもらえるのではないかと思います。
女子は、本当に、やればやるほど上手くなります!
これは、練習時間を長くするというのではなく、体作りとバスケットの考え方を理解して、コート上で表現できるようになるまで反復すれば必ず上手くなります。
男子には、男子の面白さがあると思います。
私は、女子のこの部分に大きな可能性を感じています。
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