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CLUB SIGNPOSTの活動ブログ

一般社団法人CLUB SIGNPOSTは、中学1年生から3年生の女子を対象としたバスケットボールのクラブチームです。

2020年03月

26 3月

疑問を持ち、自分の軸を作る。

昨日より、学校での部活動が再開されました。

久しぶりに、校内で、子どもたちの姿を見ることができました!

まだ、練習には制限がかかりますが、限られた時間の中で、より有意義な練習を行えるよう頑張っていきたいと思います。


また、明日より、新年度の準備がスタートします。

心新たに、2020年度を過ごしてけるよう、いい準備を行っていきたいと思います。


今年は、指導者として、20周年を迎えます。

また、『SIGNPOST』も立ち上げますので、夢を大きく膨らませています。


さぁ、どんな1年になるかな?!


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 ▼私の違和感▼
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今日は、最近、気になっていることを少し不謹慎なことかもしれませんが、『私の違和感』と題して考える機会にしたいと思います。

今回は、『疑問を持って、自分なりの意見を持つ』ということをテーマに記事を投稿してみようかなと思います。

最初に、これは、批判ではありません。

このことを踏まえて、私の違和感です。


新型コロナウイルスの感染が拡大し、連日、ニュースで話題になっています。


ニュースには、必ずと言っていいほど、専門家の意見が出てきます。

私は、この専門家って、誰なの??

って、思ってしまいます。


新型コロナウイルスが見つかって、まだ、研究できるだけの時間を費やしていないのに、なぜ、専門家と言われる人がこれだけたくさんいるのでしょうか。

そこで、専門家が「まだ、原因が分からない。」と、言われているが、じゃぁ、あなたは何の専門家なの?

と。

まだ、治療薬も開発させていないのに、この人たちは、専門家でも何でもなく、『新型コロナウイルスの研究をはじめた初心者』ではないだろうか。

もしくは、ざっくり、ウイルスを研究している人かな。

このことをスポーツで例えると、インフルエンザウイルスを研究している専門家が、コロナウイルスのことを語っているとするのなら、バスケットボールの指導者がバレーボールの試合について語るくらい違和感があります。

これは、球技の指導者というくくりで語っているので、まったく、本質を捉えることなく、表面をなぞっているだけになってしまいます。


そんな専門家の意見というのは、どれだけの信憑性があるのだろう?


また、「今後、爆発的に拡大する可能性がある。」と、言われているが、これは、私もそう思っています。

これって、誰でも言えるよね。


新型コロナウイルスは、誰もが初めて経験していることなのだから、専門家と言われる人はいないはず。

むしろ、全員、素人ではないだろうか。

もちろん、ウイルスの研究者は存在していますし、そういう人たちの意見は、一般人よりも知識はあると思います。


だからと言って、バスケットの指導者が、バレーボールについて、「今後、バレーボールは、世界的に、普及していきます。」と言っても、腑に落ちないと思います。


皆さん、どうでしょう?


この専門家と言われる『コロナ初心者』のことを、どれくらい信用できますか?




と、物事を鵜呑みにしないで、少し見方を変えるだけで、全く違った捉え方になります。

正しいとか、正しくないとかいうのではなく、自分なりに意見を持つということが、これからの時代、大切になるのではないでしょうか。


ニュースを見て、『へぇ~、今の日本って、こうなんだ!」と、捉えるのではなく、「この情報というのは、どのデータをもとに示されているのか?」また、「このデータが示したい意図というのは何か?」といった具合に、ニュースから、その情報の背景を考えようとすると、今まで、気付けなかったことに気付けたりします。


自分の頭の中で、整理して、自分なりの意見を持つことで、自分の軸というものができてくるのではないかと思っています。




最後に、もう一度。

これは、文句ではありませんので。
25 3月

『行動』は、抜群の瞬発力で行動する

何かしたいと思ったら即行動するというのが私の特徴のひとつかもしれません。

とにかく、迷わず行動に移します。

抜群の瞬発力で行動します。


自分の中で、やりたいと思ったことは、やらないと気が済まないんです。

これで、失敗することは、よくありますが、そこのきは、自分がやりたいと思ったことは、今の自分には合わなかった。もしくは、別のやり方の方がよかったと考えるようにしてます。


たまに、判断に迷いが出るときがあります。

しかし、行動に移さなくて、失敗したときに抱く、虚しさを経験すると、行動して学んだ方がよっぽど、すっきりします。


行動して後悔するのと、行動しないで後悔するのでは、後悔の度合いが全く異なります。


皆さんは、どうでしょうか?


ただ、闇雲に決断している訳ではありません。

自分の中で、指針となるものがあり、その指針をもとに決断します。

私は、選手には、厳しく指導することはありますが、大きな視点からの『プレイヤーズファーストの精神』で、決断しています。

このブレない軸を、明確にした上で、物事の決断をしています。


たまに、会議の場で、『プレイヤーズファーストの精神』が感じられないことがあります。
このときは、遠慮せずに、激しく議論します。


私は、私利私欲のために、何かしようとは全く考えていません。ホントに。


チームのためになること、選手のためになること、京都のためになることなら、喜んで、泥臭いこと、嫌な仕事も引き受けます。


また、そのためなら、すぐに動きます。


やると決めたら、迷わず、行動!


そのために、早く決断する。

大体、行動するのに、躊躇しているときというのは、この決断することに躊躇しているときです。

迷い、不安、できなかったときのために知らず知らずのうちに保険をかけてしまい、決断をどんどん遅らせてしまいます。

迷っているなら、間違っていても想いを伝える方が、よっぽど、良いのではないでしょうか。

このようなときというのは、綺麗ごとではなく、熱量が大事。


行動力は、抜群の瞬発力と同じ速度で!
24 3月

時間という資産

私は、かなり時間にうるさい人間だと思います。


無駄な時間を徹底的に嫌います。
1日24時間を誰よりも大切に使いたい。

このように、常々、考えています。


何をするにも、少しでも効率よく、時間を使いたいとので、だらだら仕事をしたくありませんし、だらだら無駄話もできるだけしたくありません。


これは、練習も同じです。

だらだら練習することを、私は、嫌います。

メニュー間の移動もスムーズに動いて、練習は、集中して、パッと行って、パッと終わりたいと思っています。

だらだらと練習を行うくらいなら、あっさり、練習をやめて、別のことに時間を使った方が、よっぽど意味があると思っています。



私は、「時間はお金に換えられる。」と、本気で思っています。

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例えば、京都から東京に行くのに、歩いたら何日くらいかかるでしょうか?

きっと、20日以上はかかると思います。

車だと、6時間、新幹線だと、3時間弱でしょうか。

早く移動しようと思うと、お金を払えば、移動時間を短縮させることができます。


また、たくさんの仕事が舞い込んできたとして、1人で行えば、莫大な時間がかかるものでも、10人ほどバイトを雇えば、すぐに、終わられることもできます。


家事もそうです。
家政婦さんを雇って家事をお願いすれば、家事に割く時間を別の時間に使うことができます。

洗車も、ガソリンスタンドでお金を払えば、綺麗にしてもらえますし、その時間は、自分のしたいことができます。

誤解のないように整理しますが、お金が全てと言っているのではなく、お金は、時間に換えることができるということを伝えたいだけです。


だから、時間は大切な資産なのです。

人生をより良くできる『時間という資産』を無駄にだらだら使うことは、命を無駄に削っているのと同じだと考えています。

人は、頑張れば頑張るほど、お金を増やしていくことはできますが、命は、生まれた瞬間から、命の時間は減っていきます。


私の理想というか、目標は、バスケットや自分を高めるために多くの時間を費やし、その隙間時間で仕事を終わらたいと思っています。(これは、中々できませんが。)

5分あれば、メールは数件は、確認して返信することはできます。

3分あれば、送られてきたLINEは、まとめて返信することができます。


より効率良く、より質の高い時間を送りたいと考えています。


変な話というか、失礼な判断かもしれませんが、私は、食事に出かける人も選びます。

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誰それ構わず、食事には行きません。

なぜなら、食事をしている時間は、本来、私がバスケットの研究であったり、教養を深める時間に使っている貴重な時間だからです。

食事に行って、お互いに高め合える人とは、喜んで食事に行きますが、毎回、同じ話をしたり、愚痴を言ってばかりの人とは、できるだけ食事には行きません。

同じ話や愚痴のために時間を使うなら、自分を高めるために時間を使いたいと考えています。


このようなことを書くと、おかしな人と思われるかもしれませんが、夢を叶えるために、限られた時間をより意味のあるものにしたいと考えています。


また、一度に多くの仕事をこなしていこうと思うと、無駄なことに時間を割いていたら、回せる仕事も回らなくなります。


無駄に時間を浪費するのではなく、時間は効率よく効果的に使うものだと思っています。


これも、人の価値観なので、何が正しいというのはありませんが、私は、時間を大切な資産と考えて、より意味のある時間を過ごしたいと思っています。
23 3月

女子選手に秘めた無限の可能性

男子を指導するより、女子を指導する方が指導者の指導力が顕著に表れると言われます。

私も実際に女子チームを指導していて、女子の方が、男子に比べて能力差をある程度カバーできると感じています。

男子は、能力差が大きいと、簡単に能力で押し切られてしまうことがありますが、女子は、男子に比べて能力差を別の部分で補うことができると感じています。

私が思うに、男子は、はじめからある程度の筋力が備わっているのと、自分でプレイを作り出す能力や、動画などで見て学んだプレイをすぐに自分に落とし込める感覚が長けているからではないかと思っています。

アンダーカテゴリーでは、まだまだ、筋力もイメージも未熟だとは思いますが、やはり、女子以上に男子は優れていると思います。(これは、女子を否定しているのではなく実際に感じていることです)

一方、女子は、元々、筋力が備わっていない上に、体を動かさないと男子以上に衰えが早いという特性があります。

以前、ある理学療法士の方から「女子は、筋力を鍛えないとバスケットをしてはいけない。」と言われていたのを聞いて、「なるほど!」と、納得しました。

それくらい、女子には、激しいスポーツを行うだけの筋力が備わっていないので、まずは、トレーニングで体を作らないといけないということでした。


また、女子は、目で見たことをすぐにプレイで表現することが苦手な選手が多いのと、プレイの引き出し(プレイの作り方)が少ないように思います。

男子は、シュートに行くまでに、5回〜6回フェイクを使うのに対して、女子は、2回〜3回しか使わないと言われています。(筋力も関係しています。)


更に、女子には、防衛本能が強く働くと言われています。

つまり、限界を超えるために、自ら追い込んでいくのが難しいのです。


これは、脳の仕組みやホルモン、更には、筋力や骨盤が関係しているので仕方がありません。


したがって、この『筋力の向上』と『プレイの作り方を身につける』、それから、『防衛本能を解除する』ということができれば、可能性は無限に広がります。

女子は、トレーニングや練習の工夫、それから、考え方次第でいくらでも、この部分を強化できるということになります。


このことから、男子は、指導者が介入できる範囲が少なく、女子は、指導者が介入できる範囲が広いと言えるのではないでしょうか。

日本代表の男子と女子を見比べると、男子は、世界と戦うのに苦戦しているのに対して、女子は善戦しているのを考えると、理解してもらえるのではないかと思います。


女子は、本当に、やればやるほど上手くなります!

これは、練習時間を長くするというのではなく、体作りとバスケットの考え方を理解して、コート上で表現できるようになるまで反復すれば必ず上手くなります。


男子には、男子の面白さがあると思います。

私は、女子のこの部分に大きな可能性を感じています。
22 3月

人は、苦しいとき、上手くいかないときにその人の真価が問われる

『人は、苦しいとき、上手くいかないときにその人の真価が問われる』

この言葉は、私がよく使う言葉です。

これは、常々、大切だと感じている言葉ですが、実体験としてリアルに経験したからこそより一層大切にしています。


私は、父親を何年も前にがんで亡くしています。


父親が体調を訴え、病院に行って検査を受けた時、ステージ4という診断を受けました。

簡単に言えば、末期がんということになります。


手術をしても治る可能性が低いということ伝えられましたが、生き抜くために手術を選択しました。

その後、抗がん剤治療を行いますが、抗がん剤が合わず、見る見るうちに衰弱していきました。

抗がん剤を投与すると、きつい吐き気、意識障害等々、様々な副作用が出て見ている私が辛くなっていったのを覚えています。


医者から、「次の抗がん剤は、どうされますか?」という問いに対して、

迷わず「お願いします。」と答える父。

私は、「これだけ辛いんやったら、別の方法も考えたら?」と言いましたら、

「大丈夫、こんなところで倒れてられへん。早く復帰して仕事に行かなアカン。」

と、どれだけ苦しくても、家族に弱みを見せず、どうにかして仕事に復帰しようとしていました。


ステージ4と診断されてから、半年もしない間に父は他界しましたが、亡くなる日の出来事が忘れられません。

この日は、父親から生き様を教えてもらった日でもあります。


朝から全身に痛みが出て、うなだれ続けていた父。

以前、発症した脳梗塞の影響で、鼻や耳からの出血、痛みは、全身を駆け巡り、家族からすると見るに耐え難い光景でした。

私たち家族は、少しでも緩和出来たらと父親の体を必死にさすっていました。

どれだけ嘔吐を繰り返しても、どれだけ意識障害で倒れても、それまで一切、「しんどい。」ということを言うことがありませんでしたが、この日ばかりは、さすがに「痛い。痛い・・・。」と、か弱い声でもがいていました。

私たち家族は、何とかならないかと声をかけ続け、代わる代わるに体をさすっていました。

朝から晩まで、ずーっと、です。
しかし、どれだけさすっても痛みが増していくばかりでした。


意識が朦朧(もうろう)としている父ですが、

「しんどいやろ。もういいよ。」

「休んでや。ありがとう。」


母親に対して、「疲れたやろ。お風呂に入ってきたら。」と、



出血と痛みで、自分のことすら考えられれない状態の父が、我々を気遣い、やさしい言葉をかけてくれます。

また、看護師さんがお世話をしてくださった後に、「ありがとうございます。」と伝える父。


どうしたら、このような状況で、他人を思いやる言葉をかけることができるのでしょうか?




父の死から、私は、2つのことを教わりました。

『どんな状況であっても絶対に諦めない』ということ、『苦しいときに、人は真価が問われる』ということです。


父親が亡くなった後、嫁さんから

「死に際って大事やな。その人の人間性がでるな。」
と。


このとき、死をもって見せてもらった生き様を、次は、私が受け継ぐ番です。


私の父親は、自分で言うのもおかしな話ですが、非常に聡明な人でした。

頭が賢くて、自分を俯瞰的に見ることができ、いつも準備を大切にして、家族に迷惑のかからないようにしてくれていました。


そんな父親ですが、葬儀が終わり、家を整理していても遺言のようなものは何ひとつも出てきません。

父のパソコンを起動させて、家族に向けられて文章が残っていないか探しました。
また、毎日つけていた日記の手帳をめくっても何もありません。

母親にすら、最後の言葉を残さずに他界していきました。


父は、末期がんで、様々な臓器が動かなくなっても生き抜くことしか考えていなかったんだと思います。


そして、死の直前であっても、自分のことだけを考えず、周りに気遣うことの素晴らしさを教えてくれました。


人は、苦しいとき、上手くいかないときにその人の真価が問われる


父親に、感謝しながら、大切にしていきたい言葉です。
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