昨日、新しいことにどんどんチャレンジしていると卒業生から連絡がありました。

彼女は高校生のとき、キャプテンを務めていたのですがどちらかと言うと自信の持てないタイプの選手で、「自信のなさを努力を重ねることで自信に変えていくタイプの選手」でした。

とにかく、ずーっと自分の課題と向き合い続けていた選手です。

そんな彼女ですが、高校生のときは「自分は人と話すのが苦手」と言って、おとなしい人物でしたが、大学で留学に行ってからめちゃくちゃ明るくなったんです。

それが大学のホームページに取り上げてもらったと連絡があったので紹介させてもらいます。

人って変わろうと思えば、大きな変われるんですね!

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KYOTORY
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昨日は、「U-18リーグ」が行われました。

この「U-18リーグ」は、AチームとBチームも出身できる大会になりますので本当に有難いと思っています。

昨日は、様々なことを再度見つめ直さなければいけないと感じた一日となりました。


Aチームは、午後から京都成章高校と対戦して、123対72で勝利しました。

一昨日は重たい練習となりましたので、昨日の「試合はどうなるかな?」と思っていましたが、案の定、重たい試合になりました。

しかも、これまで見たことがないほど重たい試合・・・

チームに全く迫力がないというか、覇気も感じられませんでした。


乱暴な言い方になりますが、ただ、"コートを行ったり来たりしているだけ"で、全く気持ちが入っていないというか、ただただ残念な試合になりました。

また、ベンチから出場した選手たちは更に重たい試合で「本当に試合に出たいと思っているのかな?」と思わせるような内容となりました。


昨日は、試合が終わってから「もし、"自分が指揮を執る立場(ヘッドコーチ)"なら今日の自分を今後試合で使おうと思うか?」と問いかけました。

目標シートなどを見ていると「試合に出場できるように頑張ります」とか、「新人戦は戦力になれずに悔しい思いをしたので次は戦力になれるように頑張ります」と言ったことが書かれていますが、昨日の試合からは全くそういう気持ちが感じられなかったのが残念です。


今は、もう一つ殻を破れば試合に出場できると思える選手はたくさんいますが、結局のところ、この最後の殻を破れずにいるのが現状です。


私は、Aチームの選手たちが"気持ちの入っていない試合"をすることを心底嫌います。

なぜなら、Bチームの選手たちに対して申し訳ない気持ちになるからです。

Aチームの選手たちも悔しい思いをしている選手はいると思いますが、もっと、悔しい思いをしているのはBチームの選手たちです。


このことから、本日の試合はAチームの数名(交代で出場した選手)とBチームの選手を入れ替えることにしました。(目立った選手にはチャンスを与えたいというのもある)


本日の試合は力のあるチームと対戦しますので、多くの選手たちに出場機会を作ってやれないかもしれないので、それならば、試合に帯同するよりも"自分自身としっかりと向き合う時間"にしたほうが意味のある一日にできると考えました。


Aチームで交代で出場した選手は、「自分は試合に出れなくて悔しい」と思っていると思いますが、Bチームの選手たちには、もっと、悔しい気持ちがある(Aチームに入りたくても入れない、もしくは、ベンチに入りたくても入れない)ということが理解できれば昨日のような試合にはならなかったように思います。

この気持ちを抱くことができれば、「試合に出れなくて悔しい」と思っているが有難いと思えるようになり、試合に出場できる機会をもっと大切にしようという思えるのではないかと感じます。


もう一度確認しますが、今は、もう一つ殻を破れば試合に出場できると思える選手はたくさんいますが、結局のところ、この最後の殻を破れずにいるのが現状です。


今のままだとこの殻を破ることは難しいように感じます。

だからこそ、この機会を自分の殻を破れる時間にしてもらいたいと思っています。(どこかでこの歯がゆい気持ちに整理をつけてもらいたい)


「困難な状況は、弱いものを弱く、強いものを強くする」


困難な状況が目の前にあらわれたとき、気持ちの弱い選手は「どうせ、自分にはできない」とか、「自分ばっかり・・・」というような気持になり、困難を乗り越えることに自ら制限をかけますが、気持ちの強い選手は、「絶対にやってやる!」という思いが更に強くなり、困難な状況を乗り越えてたくましさが増していきます。


私は、上手くいかなかったり、落ち込んだりすることは決して悪いことではないと思っています。

大切なことはその一つ一つをどのように捉えて、自分自身の成長につなげていくかです。


人生は楽しいことばかりではなく、思うようにいかないことのほうが多いように思います。

だからこそ、思うようにいかないときにどのように考えて自分自身を高めていけるかが重要になります。(この捉え方がよくなると困難な状況ですら楽しめるようになるのではないでしょうか)


Bチームは、午前に京都西山高校Bと西京高校と対戦しました。

京都西山高校Bとは72対29、西京高校とは136対17で勝利しました。


昨日の試合を見ていると、力をつけてきている選手と、もっと力をつけなければいけない選手とに分かれてきているように思います。

それから、一生懸命に頑張っているのですが、もう少しバスケットの理解を深めてもらいたいと感じる選手が多いかな。


しかし、昨日は2試合も試合経験を積むことができて本当に良い機会になりました。

練習では気づけない課題をたくさんもらえたように思います。


本日は、Bチームから2人の選手がAチームの試合に参加します。

昨日の様子だと、もう1人くらいは試合に連れていってもいいかなと思いましたが、「まだ、ちょっと早いかな?」と判断したので2人にしました。


これから近畿大会、それから、春休みまでは頻繁に選手の入れ替えを行っていきたいと考えています。

特に、昨日、Aチームの試合を見てもっと頻繁に入れ替えを行ったほうがいいと感じましたので、チーム内の活性化を図る意味でも「力をつけた選手」には積極的にチャンスを与えたいと考えています。