昨日は、前任校の3年生が会いに来てくれました。

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彼女たちは、私が一番迷惑をかけたメンバーですが、このように会いに来てくれることを嬉しく思います。

ありがとうね!

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KYOTORY
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昨日は、「課題練習」を行いました。

日曜日の試合で、私のブログを読んでくださっている方から「毎週のように課題練習をされていますが、選手たちに考えさせて自主的に練習を行うより、先生が指導したほうが良い練習になるんじゃないんですか?」と質問を受けました。

私は即答で「選手たちが自ら考えて練習を行う時間を設けたほうが絶対に良いですよ!」と答えました。

指導者が選手たちに伝えられることというのは本当に限られていると思っていて、それよりも選手たちが自分で考えて自分を高める時間を作ったほうが長い目で考えると格段に良いと思っています。

「言われたことだけをやる選手」よりも「自分で考えて試行錯誤しながら自分を高めることのできる選手」ほうが大事な場面で力を発揮してくれます。


と、こういう話をご質問頂いた方にお伝えすると、「選手たちに考えさせて練習を行うのは指導する立場からすると怖くないですか?」ということでした。

これは、選手たちが"さぼる"とか"自分たちで練習をしたら練習の質が低くなる"と思われているようですが、そういうことも含めて良い時間になると思っています。

もし、"さぼる"ような選手がいたら、どんどん試合に出れなくなってしまうだけで、あとから「もっとしっかりと自分の課題と向き合わなければいけない」と気づくでしょうし、そうなれば課題練習の質が高くなることは間違いありません。


私は、強制的にやらせる練習も行いますし、課題練習のようにほとんど「放置」する練習も行います。

また、チーム練習では説明して詰め込む練習もあれば、軌道に乗ってきたと感じたらほとんど声をかけない練習も行います。

新チームが始まった頃やチームが未熟な時期(下級生が多い年)は、詰め込む練習のほうが多いかもしれませんが、チームが熟してきたと感じたら選手たちに任せることが多くなるかもしれません。


ただ、「課題練習」についてはチームが未熟な時期でもほとんど何も言いません。(これはCSでも同じです)


また、「課題練習」は選手たちが常々どのようなことを考えているのかが見える時間になるので私は好んで取り入れていますし、課題練習の質が高くなってくると選手たちの意識が高くなってきていると判断することができます。

いずれにせよ、私にとっては超放置する「課題練習」はとても大切な練習なんです。

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CS活動報告
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昨日の練習は、「1on1の崩し」をテーマに取り組みました。

これは今年度が始まった頃に時間を割いて取り組んでいたものですが、新人戦の試合を見ていると再度復習が必要だと感じましたので丁寧に説明しながら行うことにしました。


1on1のかけ引きは簡単に言うと「5つ」あると思っていて

①ボールをもらう前のかけ引き

②ボールをもらってからドリブルをつくまでのかけ引き

③1ドリブル目をついたときのかけ引き

④2ドリブル目からシュートモーションに入るまでのかけ引き

⑤フィニッシュのかけ引き


昨日は、②のボールをもらってからドリブルをつくまでのかけ引きについて1時間20分ほどかけて練習を行いました。

この部分の「崩し」は1on1のきっかけとして重要になるので丁寧に説明しながら取り組みました。


練習を見ていると選手たちは好奇心を持って取り組んでくれており、積極的に学んだことを使おうとしていたことで感覚を掴めていた選手もたくさんいました。

小学生や中学生のカテゴリーは、感覚を掴むのが本当に早いと感じます。


さぁ、来週の月曜日はどんな練習をしようかな??