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CLUB SIGNPOSTの活動ブログ

一般社団法人CLUB SIGNPOSTは、中学1年生から3年生の女子を対象としたバスケットボールのクラブチームです。

「幅広いスキルの習得」より、「チームを勝利に導くスキルとマインドの習得」を目指すクラブ
15 3月

疑問を抱き、思考を深める

日常の中で起こる様々な出来事に対して違和感を持ち、疑問を抱き、自分自身に問いかけることは、成功脳を作ることにつながると思っています。

脳というのは、質問を投げかけると、答えを探そうとします。

この脳の仕組みを上手く使うことで、思考を深めることができるようになります。


「なぜ?」


という、問いを自分自身に投げかけると、何かしら答えを出そうとするのが、脳の素晴らしい機能です。

「なぜ、このプレイを選択したのか?」

「もっと良くするにはどうしたらいいか?」


この仕組みを上手く利用して、考える習慣をつけていきます。


また、人に対しても、「この人は、なぜ、このような行動をとるのか?」「なぜ、このような発言をするのか?」と、疑問を抱くことで、その人のことを観察して、より深く知ろうとします。


組織についても同じです。

「なぜ、この組織は、〇〇するのだろうか?」
「別の方法は、ないだろうか?」
と、疑問抱き、脳を刺激することで、様々なアイデアが湧き出るようになってきます。



「少しでも良い方法はないか?」

「もっと、良い考えはないか?」


考える癖がついてくると、気が付けば、頭の中での問いかけが多くなってきます。


変な話ではありますが、考えるのはお金がかかりません。
1日中何もしなくても考えることはできます。


ディズニーランドは、お金を払うと素敵な時間を楽しむことができますが、考えるという作業は、お金を払うことなく、素敵な人生を送るための時間にすることができます。

私は、こんな贅沢な時間はないと思っています。



疑問を抱く習慣をつけて、分からないことが出れば、とことん考えて、調べる習慣をつけます。
こうすることで、効率の良い考え方を覚えていき、思考力が高まります。



これは、考え方になりますが、失敗したときに、頭の中でどう思うかで、その後の行動が大きく変わります。

何か失敗したときに、

「うわぁ、失敗したー。。最悪…もう嫌や!」

と、考えるのか、

「なるほど!こういうことをしたら、上手くいかないのか?!いい勉強になった。よし!次からは、このパターンを繰り返さないようにするぞ!」




私の経験上、すべての失敗は、自分自身を成長させる糧になると思っています。

本当に思っています。心の底から思っているので間違いないです。


もっと言えば、大きな失敗やどん底の経験を味わった方が、より大きく成長できると実体験から自信を持って言えます。

ということは、失敗すること自体が、成長の源になるのではないでしょうか?!



よーし、今日も脳をフル回転させるぞ!!!
14 3月

アイデアを枯渇させない

バスケットをしていて、たまに、迷いながらプレイしている選手を見かけますが、これは、様々な要因が考えられますが、1つにアイデアが枯れてしまっている状態だと思います。

簡単にいうと、何をしていいのか分からない状態ということになります。

頭の中で、「どうしよう??」と、次のプレイを描けず、アイデアが枯渇してしまっています。

人間の脳は、自分の頭の中で、何かを問いかけると答えを出そうとするようにできています。

「明日、何をしようかな?」と問うと、何をするのかを考えはじめます。

逆に、迷いが生じるような状態のときは、脳は、「できない。」と否定的な判断するようです。

そうなると、思考が停止して、筋肉痛が硬直してしまい、急に、動かなくなってしまいます。

俗にいう、フリーズした状態と言えます。

したがって、マイナス思考の選手は、フリーズしやすい思考ということになります。
また、アイデアが枯渇した選手も同じ状態となりますので、もちろん、フリーズしやすくなります。

では、アイデアを枯渇させないで次から次へとアイデアが湧き出るような状態にするにはどのようにしたらいいのでしょうか?

迷いが生じるようなときのために、次のアイデアを持っておくことです。

そのために、多くの情報を日頃より仕入れておくことが大切になります。


今は、情報が溢れ返っている時代です。

したがって、動画を見たり、記事を確認することで、様々なアイデアをインプットすることができます。

具体的には、1on1のスキルがないなら、動画などで、1on1の映像をたくさん見て、自分に合ったスキルを探して、引き出しを増やすといったことです。

どのような場面で、どのようなスキルを使うのか、また、自分がよく守られるシーンを整理して、そのようなときにどのような対処法があるのかを何度も繰り返し見ることが大切です。

このように自分に必要な情報を仕入れておくことで、試合の中ですぐにはできないにしても、上手くいかなかったときに、動画で見た「あのプレイをしてら上手くできたかもしれない!」というアイデアが出るようになってきます。

このように、アイデアが出てきたら、あとは、自分のものにするまでイメージを持って練習あるのみ!

上手くいかないことがダメなのではない。
上手くいかなかったときに、次の手を準備していないことがダメ。

自分の課題が見つかったときに、準備をして、反復によってスキルを習得することで確実に上達することができます。


試合でフリーズしたくなければ、試合までに多くの情報を取り入れて、次から次へとアイデアが湧き出てくるように準備することが大切ではないでしょうか。


アイデアを枯らすな!
13 3月

理解力と状況判断

上手くなる選手に共通している能力に『理解力と状況判断』が挙げられます。

これは、身体能力以上に大切なことではないでしょうか。

少なくとも私はそう思っています。


どのチームにもチーム作りを行う上で、どのようにして戦うのかというチームの方針があると思います。

我々のチームも方針を明確に打ち出しています。

今年のチームは、例年以上にサイズがありませんので、戦い方をより明確にして練習を行っています。

また、その精度・強度を高めていくために、毎日、練習に励んでいます。


練習を行う上で、まず、コーチが伝えたことを理解して練習を行えているか、また、練習の意図を理解して取り組めているのかが重要になります。

次に、試合をイメージして練習が行えているかということも大切です。

このことを大前提として、試合の中で様々な状況に応じて、プレイを組み立てていけるように訓練していきます。

このときに、状況判断能力が問われます。

バスケットボールという競技は、状況判断の連続です。

状況判断のできない選手は、チームとしての調和が保てなくなるので、チームとして機能させることが難しくなります。
このような選手は、たとえ、運動能力が優れていても戦力としてコートに立つ機会はなかなか与えてもらえないでしょう。


状況判断とは少し異なりますが、頭を使うという点では、フリースローなど、時間が止まっているときでも考えるという作業は続きます。

時間と点差を見たり、相手選手のファウルの状況を確認したり、ゲームの流れを整理して、次のオフェンスは、どのように組み立てればいいか、また、ディフェンスは、プラン通り守れているのか、また、アジャストしなければいけないことがあるのなら、どこに意識を向けて守ればいいのかなど、頭の中は、休むことなく様々なことを考えています。


状況判断の質を上げていくために、練習も常に考えなければいけないようなドリルやメニューを多く取り入れています。

私の練習は、ドリルとドリルの間ですら、コート全体を見渡して、誰がどこに動くかなど考えていないと、間髪入れずに、檄が飛んできます。

試合をイメージして、常に、考えながら練習を進める中で、とことん練習の質を求めていきます。


練習中によく指導を受ける選手は、理解力と状況判断に課題のある選手が必然的に多くなります。

逆に、理解力と状況判断の優れている選手は、自分で練習の意図を理解し、考えてプレイすることができるので、細かく指導しなくても、バスケットの考え方やアイデアを伝えることで自ら成長させることができます。

もっと言えば、自分で考えられる選手には、細かなことを言うのではなく、自分で考えて決断する機会を多く与えます。

コーチの立場で、信頼できる選手というのは、結局のところ、このような選手になるのではないでしょうか。


このような信頼できる選手と同じくらい、一芸に長けた選手は頼りになります。

毎試合30点以上取る。3Pのスペシャリスト。1試合でリバウンドを10本以上取る。ディフェンスで相手のエースを抑えることのできる選手など、相手に脅威を与えることができる選手というのは頼りになります。



とことん考える。頭がパンクするほど考える。考えて、考えて、考え抜いた先に、見えてくる世界があります。
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